最近、ワセリンが花粉症対策に効果的だと聞き、少し気になり調べてみました。

ワセリンというと、ボクシングの試合前に顔に塗りたくって、テカテカしたクリーム状のものというイメージしかなかったのですが、色々と判ったことがありましたので、まとめてみたいと思います。

今回は、花粉症対策に有効な5つのワセリンの活用法と、お勧めのワセリンを3つご紹介しますので、皆さんも花粉症対策の一つに検討してみてはいかがでしょうか。

 

ワセリンが花粉症対策に効果的な理由

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調べて判ったのですが、現在ではワセリン自体には薬効はないと考えられているそうですので、花粉症の症状を直接的に抑えたりする訳ではないみたいです。

ただし、ワセリンを鼻の中の粘膜に塗ることで、花粉から鼻の粘膜を保護する役割をしたり、ワセリンを塗ることで皮膚のかゆみを緩和したり、などの効果は期待できそうです。

また、ワセリンには保湿効果がありますので、花粉症による肌荒れや、何度も鼻をかむことで肌が赤くなったりすることを、ワセリンで緩和することが期待できます。

 

花粉症対策に効果的な5つのワセリン活用法

  • 外出直前に鼻の中の粘膜にワセリンを塗る
  • 外出直前に目の周囲にワセリンを塗る
  • 皮膚のかゆみを感じる部分にワセリンを塗る
  • 入浴後や就寝前にワセリンを塗る
  • 外出中もワセリンを携帯しておいて、3〜4時間おきにこまめに塗る

花粉症の症状は、くしゃみ・鼻水・鼻詰りや目のかゆみなど、鼻と目に関する症状が多いと思いますので、まずは外出する直前に、鼻の中の粘膜や目の周囲に薄くワセリンを塗っておくことで、花粉の侵入を減少することが出来ます。

あと花粉症の方の中には、皮膚のかゆみの症状が出る方もいますので、皮膚のかゆみを感じる部分にワセリンを塗ることで、肌の保湿効果が期待でき、かゆみを軽減する効果が期待できます。

入浴後すぐの、まだ肌に水分が含まれているタイミングでワセリンを塗ることで、肌の保湿効果を高めることが出来ます。

肌の保湿を良くすることで、花粉症による皮膚のかゆみを軽減する効果が期待できます。

また、夜寝る前に鼻の中の粘膜などにワセリンを塗ることで、部屋の中に侵入した花粉を、寝ている間に吸い込むことを軽減することが出来ます。

あと、ワセリンは薄く塗ったほうが、余計なホコリなどの付着を防止することが出来ますので、大体3〜4時間おきに塗りたいところです。なので外出中はワセリンを携帯しておいて、乾いたタイミングでこまめに塗ることをおすすめします。

 

お勧めのワセリン3選

<サンホワイト>

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(価格:50g/1000円前後)

サンホワイトは、医薬部外品になりますので、保険適応薬ではありませんが、不純物を限りなく取り除いた純度の高いワセリンです。

純度の高さでは、プロペトや白色ワセリンよりも優れていますので、敏感肌の方や他の製品が肌に合わない方、乳幼児用にとお考えの方などには、サンホワイトがおすすめです。

また、ほとんど不純物を含んでいないため、少量でよく伸び、肌に塗った後のベタつきもあまり感じないのが特徴です。

 

<プロペト>

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(価格:100g/1000円前後)

プロペトは、白色ワセリンよりもより不純物を取り除いた高純度のワセリンです。

また、高品質なワセリンなので、眼科用のワセリンとして、眼球に塗る眼軟膏の基剤として使用させることが多いワセリンです。

 

<白色ワセリン>

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(価格:50g/300円前後)

白色ワセリンは、日本薬局方の基準を満たしたポピュラーに使用され、皮膚科で処方されるケースも多いワセリンです。

 

ワセリンの保管方法

ワセリンの保管方法は、

  • 日に当たらない場所で保管する
  • 高温になる場所では保管しない
  • 使用中のワセリンは1シーズンで使い切る

などに注意して、洗面化粧台鏡台クローゼットなどで保管しておきましょう。

 

使用する際の注意点

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花粉症対策をするために、ワセリンを鼻や目の付近に塗るケースが多いと思いますが、目の中にワセリンが入らないように、細心の注意をするようにしてください。

純度の高いワセリンの場合は、それ程問題にはなりませんが、不純物の入っているワセリンなどが目に入った場合は、すぐに水で洗い流すなどの応急処置をしておきましょう。

 

他の花粉症対策も一緒にすることでより効果的に!

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今回色々と調べて、ワセリンが花粉症対策に有効な部分も見つかりましたが、他の花粉症対策も一緒にすることで、より効果的な花粉症対策になると思います。

鼻の中の粘膜にワセリンを塗り、その上でマスクの着用をすれば、鼻の粘膜に花粉が付着する確率も大幅に減少しますので、花粉症の症状を出にくくする効果は充分に期待できそうです。

この様に、他の花粉症対策もぜひ一緒に取り組んでみて下さい。

 

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