花粉症で咳が止まらなくなるなんて症状があるの?とお思いの方もおられるでしょうが、花粉症の症状が原因で咳が長く続くということがあるみたいです。
そこで今回は、花粉症で咳の症状が出る原因と、長く続く咳の症状の危険性についてご紹介しますので、花粉症で咳の症状が続いて気になる方は参考にしてみてください。
咳喘息に注意!
風邪やインフルエンザから回復しても、しばらくの間咳が長く続くことがあります。
通常は数日間で治まるのですが、この状態が7~8週間も続くと、咳喘息を疑う必要が出てきます。
咳喘息とは、慢性的に咳の症状がでる気管支の病気です。
この咳喘息の症状自体は、そんなに重い症状でもないのですが、治らずにそのまま放置していると、そのまま喘息に発展してしまう可能性がありますので、早期のうちに医師の診断を受けて改善しておきましょう。
花粉症と咳喘息の関係性
ほとんどの花粉症患者の方が、鼻水が止まらないなどの症状を経験していると思うのですが、それは花粉が鼻などから体内に侵入した際に、それを体外へ放出しようと体が反応するために、大量の鼻水を分泌するために起こる症状です。
その結果、普段よりも多く分泌された鼻水がのどのほうにも流入していきます。
鼻水がのどへ流入するという現象は普段の生活の中でも無意識的に起こっていることなので、あまり問題は無いのですが、やはり、異常な量の流入となるといろいろと問題もあります。
この大量の鼻水が原因となり咳ばらいや痰が絡むと、睡眠不足などの症状を引き起こすことになります。
黄砂やPM2.5などが更に症状の悪化を加速させる!
また、スギやヒノキなどの花粉による花粉症の時期は、主に2~5月くらいの期間なので、その間は隣の中国から黄砂やPM2.5などの影響を最も受けやすい時期でもあります。
飛散している花粉にPM2.5などの有毒物質が付着して、それを体内に取り込んでしまうと、ただでさえ咳などでダメージを受けているのどにも非常に悪影響を及ぼします。
咳喘息の状態からさらに悪化して、喘息へと発展してしまいます。
咳喘息改善には早期発見・早期治療が最も重要!
咳喘息から本格的な喘息に発展させないためにも、早期発見・早期治療が最も重要になってくるのです。
数週間にわたり咳が止まらないなどの症状がでたら、早目にお近くの病院で医師による診断を受けるようにしてください。
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