4月に入ってもまだ、くしゃみ・鼻水・鼻詰りなどの花粉症の症状が治まらず、一体いつまで花粉症の時期は続くのかという疑問をお持ちの方もいると思いますが、花粉症にかかる可能性のある花粉は一年中どの季節でも飛散しています。
2月から5月上旬にかけては、スギ花粉からヒノキ花粉の時期へと移行して、その後はイネ科の花粉に注意が必要になります。
2月のスギ花粉に始まり秋から冬にかけてのブタクサ・ヨモギ花粉まで
花粉症の原因とされる花粉の主な飛散時期は、
- スギ・・・2月~4月上旬
- ヒノキ・・・3月下旬~5月上旬
- イネ科・・・5月~10月
- ブタクサ・ヨモギ・・・8月下旬~10月
- カナムグラ・・・9月~10月
その年の飛散状況や地域差などの違いで、花粉の飛散時期にバラつきはありますが、おおむねこの様な時期に花粉の飛散があります。
最近は秋頃の季節に花粉症の症状を訴える方も多く、ブタクサやヨモギなどの花粉症の可能性があります。それから飛散量は少ないですがスギ花粉も10月ころから飛び始めていますので、秋に花粉症の症状が出る原因の一つにもなっています。
イネ科やブタクサなど草本系の花粉は飛散距離が短い!
スギやヒノキなどの木本系の花粉は飛散距離が長く、広範囲に花粉が飛散して花粉症にかかる方もその分多くなってしまうのですが、イネ科やブタクサなどの草本系の花粉は飛散距離が短いためその被害も局所的になるのが特徴です。
イネ科やブタクサ・ヨモギなど、花粉症の原因とされる草本系の植物に直接接触する際に花粉症にかかるケースがほとんどで、花粉症対策としては接触機会を無くすか減らす、もしくは接触の際はマスクなどの花粉症対策に細心の注意を払う必要があります。
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イネ科
ブタクサ
ヨモギ
カナムグラ
一応最後に、花粉症の原因とされている草本系の植物の写真を載せておきましたので、似たような植物に接触の際は意識的に注意するようにして下さい。
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