5月に入って、やっとスギ・ヒノキの花粉症の時期が終わったと思ったら、今度はイネ科の花粉症の時期がきてしまいました。

2月からずっと花粉症のつらい時期を耐えてきた方にとっては、一体いつまでイネ科の花粉症の時期は続くのか気になるところです。

おおむね8月頃までがイネ科花粉症のピークになりますが、地域差や気候などのバラつきがありますので詳しくご紹介します。

 

基本的には梅雨までの我慢!

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イネ科の花粉の飛散時期は、大体8月ごろまでなのですが、花粉の飛散距離が短いために基本的には雨の日の飛散量は少ないです。

雨の多くなる梅雨の時期は、花粉の飛散もほとんどないので、この5月から梅雨までの時期が我慢の時期になります。

 

東京・大阪の方は雨上がり後に注意!

道路のコンクリート面積の割合が多い東京や大阪などの都市部では、雨が止んだ後などコンクリートの地面の乾燥した花粉が風によって舞い散ることが多いので、雨上がりは油断しないようにしましょう。

 

梅雨のない北海道はカモガヤに要注意!

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北海道には梅雨がありませんので、8月終わり頃までは要注意です。

特に、カモガヤの花粉症にかかる方が多いですので、梅雨を避けての北海道旅行などを計画されている方や、出張などで北海道に出掛ける方は、イネ科の花粉症に注意するようにして下さい。

イネ科の花粉の飛散距離は、基本的に短いですからカモガヤなどのイネ科の植物に近づかなければ対策できますので、滞在先の周辺にイネ科植物が生息していないかを予めチェックするようにしましょう。

 

稲刈りの時期の水田地区には要注意!

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秋に稲刈りをする際に、もみ殻や脱穀後の粉塵などを吸い込んで、イネ科のアレルギーを発症するケースがありますので、稲刈りをする方だけではなく、その周辺で生活されている方も稲刈りの時期は充分に注意が必要です。

また、わらを燃やす際に出る煙を吸い込んで、呼吸器系のアレルギー症状が出るケースもありますので、注意するようにしましょう。

>>【9月のイネ科花粉症】秋は要注意!3つの稲の花粉症対策

 

イネ科の花粉症は食物アレルギーを起こしやすいので厄介!

最後に、イネ科の花粉症は食物アレルギーを併発しやすいですので、イネ科の花粉症にかからないようにするためにも、ぜひ参考にして下さい。

 

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