くしゃみ・鼻水・鼻詰りや目のかゆみなどの、つらい花粉症の症状でお悩みの方の中には、主に市販薬を服用されている方も多いと思います。
その中でもアレジオン10を服用されている方も多いと思います。最近はよくテレビのCM(武井咲さんが出ているCMです)などでも見かけますね。
市販薬のアレジオン10と、病院で処方されるアレジオンも成分的には同じですが、いまいち薬が効かないと感じている方も多いみたいですので、今回はなぜアレジオン10が効かないと感じることが多いのか検証してみたいと思います。
アレジオン10は第二世代の抗ヒスタミン薬
最近は病院で花粉症の薬を処方してもらっても、主に第二世代の抗ヒスタミン薬が処方されることが多いです。
第二世代の抗ヒスタミン薬は、従来の第一世代の抗ヒスタミン薬よりは眠気などの副作用を低く抑えている薬も多く、その分薬が効かないと感じる方も多いのかも知れません。
アレジオン10も第二世代の抗ヒスタミン薬になりますので、やはり効き目はややマイルドな部類に入ります。
あと通常病院で処方されるアレジオンは1回20mg(大人の場合)を処方します。それに対して、アレジオン10は同じ1日1回の服用でも1回の用量が10mgになっています。
単純に用量が半分ですので、効き目も半分となるかは微妙ですが、効き目が弱く作用することは間違いないと思います。
そういった理由で薬が効かないと感じる方も多いと思います。
アレジオン10が効かないと感じたら
- 単純に倍の用量20mgを服用してみる
- 強めの薬を試してみる
- 漢方薬を試してみる
<単純に倍の用量20mgを服用してみる>
病院では1回の服用で20mgを処方していますので、20mg服用しても基本的には問題はないと思います。
<強めの薬を試してみる>
パブロン鼻炎カプセルやザジテンAL鼻炎カプセルなど、同じ第二世代の抗ヒスタミン薬でももう少し効き目の強い薬もありますので、代わりに試してみてください。
<漢方薬を試してみる>
漢方薬には眠気の副作用などがない薬が多いですし、自分の花粉症の症状や体質に合った治療薬が見つかる可能性はあると思います。
薬による花粉症治療は完治しない
花粉症治療は何も薬による治療だけではありません。
何より薬による治療は対症療法なので、根本的には花粉症は治りません。
この際に一度、完治療法である舌下免疫療法や皮下免疫療法など、別の治療法も検討してみてはいかがでしょうか。
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