花粉症と言えば、2月から4月ころにかけてピークの時期をむかえる、スギやヒノキの花粉症をイメージする方も多いと思います。

ですが、8月から10月にかけて飛散のピークの時期をむかえるブタクサの花粉も、スギやヒノキに次いで3番目に多い花粉症の原因になっています。

そこで今回は、ブタクサ花粉症の今年のピーク時期や傾向をまとめましたので、これからのブタクサ花粉症の時期に備えるための参考にして下さい。

 

ブタクサ花粉症の今年のピーク時期と傾向

ブタクサ花粉症の今年のピーク時期の傾向として、7月ころから徐々に花粉が飛散を始めますが、やはり8月ころから活発になり、10月まで花粉の飛散のピークは続きます。

花粉の飛散量も例年並みですので、8月から10月はブタクサ花粉症の対策が必要な時期になります。

この時期は、イネ科の花粉の飛散時期とも重なりますので、どの花粉に対してアレルギー反応を起こしているのか、きちんとアレルギー検査を受けてアレルゲン(原因物質)をはっきりと特定しておく必要があります。

 

ブタクサ花粉症の主な対策

  • ブタクサには近づかない
  • 外出の際はマスクを携帯し周囲にブタクサを発見したらすぐにマスクを着用するようにする
  • ブタクサ花粉症の方は食物アレルギーを併発している可能性も多いのでアレルギー検査を受けてアレルゲン(原因物質)を特定し把握しておく

ブタクサは高さ1mくらいの雑草なので、花粉の飛散距離自体は数百mといったところですので、周辺にブタクサがなければ花粉症を発症する心配もありません。

まずは、ブタクサに近づかないようにして、近くにブタクサを発見したら、すぐにマスクを着用できるように外出の際は常にマスクを携帯しておきましょう。

またブタクサ花粉症の方は、果物系の食物アレルギーを併発しているケースが多いので、メロンやスイカ、キュウリなどのウリ科の食べ物にアレルギー症状を起こす場合があります。

ブタクサ花粉症の方は、一度アレルギー検査を受診してアレルゲンを特定しておくと、食物アレルギーを回避できますので、早急に病院でアレルギー検査を受けて下さい。

 

イネ科に引き続き秋も対策を!

5月からイネ科の花粉症対策をする必要がありますが、今度は秋ころに症状が多く出るブタクサ花粉症の対策も引き続いてする必要があります。

2月ころからのスギ花粉に始まり、ヒノキ・イネ科と花粉症の時期が続いて花粉の摂取量も多くなると、花粉症の症状の重症化も起こる可能性がありますので、しっかりと対策をしてこの時期を乗り切りましょう。

 

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