花粉症の中でも、ブタクサの花粉症は咳が続いたりのどが痛いなど、のどに関する症状が多いのが特徴です。
1週間以上咳の症状が続く場合は、何かの理由でのどにダメージを受けている状態です。
数週間咳の症状が続くとそのまま咳喘息へと発展してしまいますので、早めの病院での治療が望ましいです。
そこで今回は、すぐに治療すべき咳の症状を3つご紹介しますので、当てはまる方はすぐに病院へ行って、医師による診断と治療を受けて下さい。
ブタクサ花粉症で咳が出やすい理由
ブタクサ花粉症で咳が出やすい理由は、ブタクサの花粉のサイズが小さいことが挙げられます。
スギ花粉と比べても、ブタクサ花粉は約半分のサイズですので、容易に気管支まで届いてしまいます。
それに、花粉症の症状で鼻が詰まった状態ですので、口呼吸の頻度も高くなり、より一層口からダイレクトにのどへ花粉が侵入して気管支を痛める結果になっています。
すぐに治療すべき3つの咳の症状
- 熱もないのに一週間以上に渡って咳の症状が続く
- 「のどがイガイガする」、「のどがくすぐったい」などの症状が出る
- 一度咳が出だすと止まらなくなる
普通は風邪が治って2~3日もすれば咳は治まりますが、熱もないのに一週間以上に渡って咳が続く場合は、アレルギー性の咳の可能性があります。
また、アレルギー性の咳は、「のどがイガイガする」、「のどがくすぐったい」の症状や一度咳が出だすと止まらなくなるなどの特徴があります。
時期的に8月から10月頃にこのような症状が出る場合は、ブタクサ花粉症による咳の症状の可能性がありますので、早めに病院でアレルギー検査を受けて、咳の原因を特定して適切な治療を受けるようにしましょう。
自己判断は危険!
いずれにせよ、咳の原因を特定することが治療の第一歩になります。
普段忙しくて病院に行く時間もすぐには取れない方も多く、仕方なく市販薬で治そうという発想も分かりますが、自己判断で治療が遅れて咳喘息に発展してしまうと、その後の治療にも余計に時間が掛かってしまうことになります。
今回ご紹介した3つの咳の症状に当てはまる場合は、すぐに病院に行くようにして下さい。
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