9月から10月頃にかけての秋の季節になると、ヨモギ花粉症の方は、くしゃみ・鼻水・鼻詰りなどの花粉症特有の症状が出てくる方も多いかと思いますが、OAS(口腔アレルギー症候群)と呼ばれる食物アレルギーの併発にも注意が必要です。
食物アレルギーの症状が出た場合は、すぐにでも病院でアレルギー検査を受ける必要が出てきますので、これからご紹介する症状が出た場合は、適切な対応をするようにして下さい。
食物アレルギーの主な症状
- 口の中がかゆくなる
- 唇や口の中の粘膜が腫れてくる
- 蕁麻疹
- 目の充血
- くしゃみ・鼻水
- 咳
- ゼーゼーする
- 腹痛、下痢
- 吐き気、嘔吐
以上のような症状が、主な食物アレルギーの症状ですが、アレルゲン(原因物質)となる食べ物の種類で症状が変わってきますので、上記のような症状が出た場合は病院でアレルギー検査を受診するようにしましょう。
食物アレルギーの主な対策
今のところ、完璧に食物アレルギーを完治させる治療法は、発見されていないのが現状ですが、主な対策はアレルゲンとなる食べ物を避けるのが一番有効です。
まずは、アレルギー検査でアレルゲン(原因物質)となる食べ物を特定して、アレルゲンを知ることから対策は始まりますので、ヨモギ花粉症の方は必ずアレルギー検査は受診するようにして下さい。
ただし、アレルギー検査で全てのアレルゲンを特定できる訳ではないので、検査で特定した食べ物以外にも、アレルゲンとなる食べ物が後から判明する可能性は考慮しておく必要があります。
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過度なアレルゲンの除去は栄養の偏りの原因なる
食物アレルギーの対策として、アレルゲンとなる食べ物を食べないようにすることはベストなのですが、神経質になり過ぎて他の食べ物の摂取も制限し過ぎると、栄養の偏りの原因となります。
特に乳幼児や小学生くらいの子供は、消化器系の発達に伴って体質の変化により、アレルギーが出なくなる場合もありますので、過度な食事の制限をしないように病院で医師に相談するようにしましょう。
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