花粉症の方は、花粉症の時期がくると花粉症の症状を抑えるために、薬を服用する方がほとんどだと思います。

と同時に、眠気やダルさといった薬による副作用にも、毎年悩まされている方も多くいます。

薬の副作用は市販薬・処方薬問わず出ますので、強い効き目の薬を服用されている方は、特に眠気やダルさを感じていると思います。

そこで今回は、薬の眠気の副作用を減らす方法を5つご紹介しますので参考にして下さい。

 

薬の副作用で眠くなる理由

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現在おもに花粉症の薬として使用されている薬が、抗ヒスタミン薬と呼ばれている薬ですが、大きく分けて第一世代の抗ヒスタミン薬と、第二世代の抗ヒスタミン薬があります。

抗ヒスタミン薬は、中枢神経に働きかけて花粉症のアレルギ反応を引き起こすヒスタミンを抑えることで、くしゃみ・鼻水・鼻詰りなどの症状を軽減させています。

しかしその一方で、ヒスタミンは脳の働きを活性化させる役割も果たしていますので、抗ヒスタミン薬によってその役割も低下させる結果になっています。

その脳を活性化する働きの低下が、眠気やダルさの原因になっています。

抗ヒスタミン薬の中でも、第二世代より第一世代の抗ヒスタミン薬のほうが、効き目も副作用も強く出ますので、花粉症の症状の酷い方は第一世代の抗ヒスタミン薬を服用している場合が多いと思います。

 

薬による眠気の副作用を減らす5つの方法

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  1. 第二世代の抗ヒスタミン薬に薬を変える
  2. 効き目の強い薬は寝る前のみ服用する
  3. 症状の酷い時は点鼻薬を使用する
  4. 飲酒やタバコを控える
  5. 体調自体を整えておく

基本的に押さえておいて欲しい点は、抗ヒスタミン薬による強い副作用を、直接的に消し去る方法はありません。

ですので、眠気の副作用を減らす一番の方法は、眠気の副作用の少ない薬に切り替えるのが一番の方法です。

いつも服用している薬は、副作用の弱い第二世代の抗ヒスタミン薬に切り替えてみてはいかがでしょうか。

とは言え、花粉症の症状のひどい方には、薬の効き目が弱いと感じる方も多いと思いますが、出来れば効き目の強い薬を服用するときは寝る前に服用するか、即効性を求める場合は点鼻薬を使用するなどの工夫で対策してみてください。

あと、体調自体も薬の副作用に影響を受けますので、疲労や睡眠不足などにも気をつけておきたいところです。

 

薬に頼る対症療法から完治療法へ

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今回ご紹介した方法は、効果が見込めるという意味では有効ですが、そもそも薬による治療は対症療法で、花粉症自体が完治する訳ではありません。

今のところ花粉症を完治させる方法は、舌下免疫療法と皮下免疫療法のみですが、一度根本的に花粉症を完治させることも、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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