花粉症シーズンになると、目のかゆみやくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの鬱陶しい症状でお悩みの方がほとんどでしょうが、私もその一人です。

私はスギとヒノキの花粉症ですので、だいたい2月~5月上旬くらいまでは、かなりつらい状況が続きます。

その間は、目や鼻の症状はもちろんのこと、頭がボーっとして眠気もあって、集中力もかなり低下している状態になります。

眠気の原因の一つに、服用している薬の副作用によるものが考えられますが、今のところこの眠気の副作用が一番少ない花粉症の薬とされているアレグラについて検証してみたいと思います。

アレグラが眠気の副作用が少ない理由!

アレグラは、テルフェナジンという抗アレルギー薬に代わる薬として開発された経緯があります。

このテルフェナジンは、心臓に悪影響が及ぶ副作用があると判明したために販売中止となりました。

そのためにより安全性の高い抗アレルギー薬として、アレグラが開発されましたので、眠気などの色々な副作用を少なくする結果となったのでしょう。

 

市販薬と病院の処方薬とは成分的には同じ!

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最近は花粉症のシーズンになると、テレビなどでアレグラFXという商品のCM(嵐の大野君が出てるCMです)をよく見かけますが、ドラッグストアなどでも購入できる市販薬です。

市販薬と病院で処方してもらう処方薬とは、成分的には違いはありません。

 

市販薬と処方薬のどっちが得?

 

市販薬 アレグラFX 28錠 1,980円
処方薬 アレグラ  (14日分) 約2,200円

 

処方薬の方は、病院の初診料・診察代・調薬代の保険適用での3割負担でだいたい計算すると 、市販薬よりは初回は高いですが、2回目以降は処方薬のほうが安くなります。

ですが、病院は混んでいて時間が掛かったりしますから、忙しい方は時間的なことなどを考慮すると市販薬のほうが、いいかも知れません。

 

アレグラは花粉症の症状が比較的軽めの患者さん向き!

アレグラは他の花粉症の薬と比べると、薬の副作用が軽い反面、やはりその効果は弱いと思います。

花粉症の症状が比較的軽めの患者さんにとっては、薬の効果も得られて副作用も弱いので、良い薬だと思いますが、重症度の高い患者さんにはその効果が薄いように思いますので、患者さんご自身の症状に合わせて選択されるべきだと思います。

 

>>【花粉症の薬アレグラが効かない?】その理由とアレグラの特徴!