私も花粉症に毎年悩まされていると、治療や対策に役立つことはないかと日々色々な情報を探しているのですが、花粉症の薬の副作用でうつになったということをたまに耳にします。
果たして花粉症の治療薬とうつとに因果関係があるのでしょうか。
そこで今回は、花粉症の治療薬とうつとの因果関係について検証してみたい思います。
うつとの因果関係のカギは抗コリン作用?
抗コリン作用とは、かみ砕いて言うと主に副交感神経の働きを抑制する効果のことで、この抗コリン作用がある薬を長期間服用することによって、一時的に記憶力が低下したり、頭の処理能力が低下することが多いとする研究結果などもあります。
この抗コリン作用のある薬は、以外に身近に多く存在してまして、鼻炎薬・胃腸薬・総合感冒薬・一部の抗精神病薬・抗うつ薬などが挙げられます。
鼻炎薬や総合感冒薬などは、かなり日常生活にも身近な薬だと思いますので驚いたのですが、現時点ではまだ研究段階ですのではっきりとは断定は出来ませんが、薬の服用には必ず何らかの副作用があります。
この抗コリン作用のある薬を長期間服用することで、どのような副作用があるのかは現在研究が進めらているところですが、特に認知症との因果関係に注目が集まっています。
認知症とうつとの関係性の判断は難しいところですが、もしかしたら抗コリン作用薬の副作用がうつにも何らかの影響がある可能性も無視できないところです。
自分でうつだと決めつけないこと!
一番問題なのは、自分自身で勝手にうつだと決めつけてしまうことです。
私自身にうつの経験はありませんが、集中力がない・体がダルい・やる気がでないなどのことは、私自身も花粉症の時期はよくありますので、あまり過剰にうつだと思いこむのもかえってよくないので、あまりにも気になるようでしたらすぐにでも病院で医師にご相談することをおすすめします。
薬の服用以外の治療法なども検討する!
最後に、花粉症の治療法は何も薬の服用だけではありませんから、他にもレーザー治療や注射による治療法、また減感作療法などもありますので、いろいろな治療法を検討されてみてはどうでしょうか。
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