日本人約3割の人が花粉症だというくらい、多くの人が花粉症に悩まされていますが、一体いつ頃の時期から花粉症の治療を始めるのが効果的なのかわからない方も多いかと思いますので、今回は花粉症治療を始める時期についてご紹介します。
お薬の服用は発症時期の2週間前からの服用がベスト!
一般的にお薬の服用の場合、花粉症の症状が出始める約2週間前に服用を始めるのが効果的とされています。
これは初期療法と言われていて、発症の前の時期から治療を開始することによって発症時期を遅らせたり、症状の軽減に効果的な治療法とされています。
いつから花粉症が始まるの?
花粉症の発症時期については、花粉の種類やお住まいの地区や年度別の花粉の飛散状況などさまざまな要因があり、一概には言えませんが
- スギ花粉・・・1月中旬~4月上旬
- ヒノキ花粉・・・3月下旬~5月上旬
- イネ科の花粉・・・3月~10月
- ブタクサ花粉・・・8月~10月
- ヨモギ、カナムグラの花粉・・・8月~10月
だいたい上記の時期に花粉の飛散状況が一般的です。
ただし先程も言いましたが、地域性や年度別の飛散状況にバラつきがありますので、花粉の飛散情報などを毎年各自でチェックしておく必要があります。
また、花粉症の重症度の違いなど個人差もありますので、病院で医師の診断の上、薬の処方をしてもらうことが必要です。
花粉症シーズンのオフの時期に行う治療法もある!
薬物療法の他にも、レーザー治療法やアレルゲン免疫療法や舌下免疫療法などがあり、それぞれ治療のタイミングなどが違います。
レーザー治療法の場合は発症の約2ヶ月前には施術を終えていないと効果があまり期待できません。
アレルゲン免疫療法・舌下免疫療法については、花粉症の発症が治まった直後から開始して約数年間の治療期間を必要とします。
選択する治療法や花粉症の種類によって決まる!
大事なことは、一度病院で検査をしてどの花粉に対しての花粉症なのかを把握し、毎年いつ頃からだいたい発症し始めるのかを記録しておくことから対策は始まります。
あとはどの治療法を選択するのかによって、治療時期なども変わってきますので、まだ、医師による診断を受けていなのであれば、早急に病院での医師の診断を受診することをおすすめします。