普段の生活では、あまり鼻血が出ることはないのですが、花粉症の時期になるとたまに鼻血が出ることがあります。
私もスギとヒノキの花粉症なのですが、2月から4月にかけての時期は、たまに鼻血が出るので、少し気になって調べてみました。
今回は、花粉症と鼻血の因果関係や鼻血が出た時の対処法、鼻血の治療法などについてご紹介しますので、鼻血が気になる方は参考にしてください。
花粉症で鼻血が出る原因
花粉症の直接的な症状として、鼻血が出る訳ではありません。
花粉症の時期は、くしゃみ・鼻水・鼻詰りなど鼻に関する症状が主に出やすく、鼻をかんだり、鼻をすすったり頻繁にしていると思います。
その結果鼻の粘膜を傷つけたり、鼻の毛細血管にダメージを与えたりして鼻血が出てしまいます。
また花粉症の時期は、鼻の粘膜が膨張して充血している状態になっていますので、鼻血が出やすい状態でもある訳です。
花粉症治療薬として服用している薬の中には、効き目の強いステロイド系の薬もありますので、稀に花粉症治療薬の副作用で鼻血が出るケースもあります。
〈他の鼻血の原因〉
- 鼻のイジり過ぎ、かみ過ぎ
- 血圧の上昇
- のぼせる
- 刺激物の過剰摂取
- 高血圧、血液疾患など他の病気
鼻血が出た時の対処法
- 静かに座って顔をやや下に向ける
- 小鼻を摘んでしばらく安静にする
- 冷たい濡れタオルなどで鼻を冷やす
鼻血が出た時の対処法の基本は、患部の圧迫止血と血管を収縮させることです。
静かに座って顔をやや下に向け、患部である鼻の小鼻部分を、摘んで圧迫して止血します。
大体は5分から10分程度で鼻血は治まるはずですから、しばらく様子を観て下さい。
また冷たくした濡れタオルなどを鼻に乗せて、毛細血管を冷やすことで、血管の収縮をすることができます。
今回ご紹介した対処法でも、鼻血が止まらない場合は、他の病気などが原因の可能性がありますので、すぐに病院で診察を受けてください。
鼻血の治療方法
鼻血の治療は、応急処置で済むケースや手術が必要なケースでも、基本的には耳鼻咽喉科で行います。
ただし、高血圧や血液疾患などの病気が原因の場合は、内科の診察が必要になりますので、病院で医師の診断の上、指示に従って下さい。
花粉症が原因の鼻血は圧迫止血と毛細血管の冷却で止まる
鼻血の原因が花粉症の場合は、今回ご紹介した対処法で鼻血は治まると思います。
ですが、鼻血の原因は色々考えられますので、もしも万が一気になる方は一度病院で診察を受けるようにして下さい。
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