最近は気軽に海外旅行をされる方も増えてきましたが、花粉症の方の場合は花粉症シーズンであれば薬は常に持ち歩いている必需品の一つになっています。
海外旅行時などに、薬を持って行っても良いものかわからない方もおられると思います。
それに、海外旅行時に薬を持っていかないと色々と困ることも多いですし、また薬を持っ行くときの注意点なども何点かあります。
そこで今回は、海外旅行で花粉症の薬を持っていくべき理由と、持って行く際のポイントなどを合わせてご紹介したいと思います。
海外旅行に薬を持ち込んでも問題はありません
海外旅行の時に花粉症の薬を持ち込んでも、特に問題は無いはずです。余程怪しげなケースに入れたりしない限りは大丈夫だと思います。
念のために以下の対策をしておくと安心です。
- 処方箋のコピーを持っていく。
- 機内持ち込みと滞在中の服用分とを分けて持っておく。
- 同行者にも花粉症の薬を預けておく。
- 薬の説明に使うメモを予め用意しておく。(症状・薬の名前・病院の名前と担当医師の名前と連絡先などをできれば英語で書いておけば完璧です。)
ここまでする必要は恐らくありませんが、心配な方は旅行にいく前に準備しておくと安心できると思います。
海外旅行時に花粉症の薬を持っていくべき理由
①海外にも花粉症はあるから
意外と知らない方も多いと思いますが、花粉症は海外にもあります。
北米地区のブタクサや欧州地区のイネの花粉症が有名です。日本のスギ花粉症と合わせて世界3大花粉症と言われています。
北米地区のブタクサは8~10月、欧州地区のイネは5~7月がそれぞれピークですので、その時期に近隣の国へ海外旅行を予定している場合は、事前に情報を確認しておくことをおすすめします。
②滞在先の病院に行くのが面倒
海外旅行の滞在先で、花粉症の症状が出て薬を持っていないとかなりつらいと思います。滞在先の病院で診察や薬を処方してもらうにしても、言葉の問題や料金のことなど意外と面倒なことが多いですし、何よりせっかく楽しみしていた海外旅行なのに病院で貴重な時間を取られるのももったいないと思いますので、事前に花粉症の薬を準備して持って行くことをおすすめします。
③安心できるから
拍子抜けした方もおられるでしょうが、私の場合は花粉症のシーズン中は、普段外出する際も必ず薬は持ち歩いています。たまに忘れることがあった時などは、外出中ずっとくしゃみや鼻水の症状が出ないか心配でそのことばかり考えてしまいます。
海外旅行先なら尚更のこと、不安で旅行気分が台無しです。安心するという意味でも海外旅行のときには必ず薬を持っていくべきだと思います。
海外ではマスクの着用は日常的ではない
最近の日本では普段街中を歩いていても、マスクを着用されている方も多く見かけますが、海外では普段からマスクをして街中を歩く習慣がなく、不思議に思われますのでそのあたりのことは注意しておく必要がありますので、花粉症対策にマスクを着用される場合は覚えておいて下さい。
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