花粉症の症状と風邪の症状は、似ている部分も多いので見分けにくいと思います。

特にまだ花粉症になったことがない方は、しばらくの間は風邪だと思い込んでしまうと思います。実際に私も最初に花粉症を発症した時は、1ヶ月間くらい軽めの風邪だと思い込んでいました。

そこで今回は、分かりづらい花粉症と風邪の見分け方とその対処法をご紹介しますので参考にしてください。

 

花粉症と風邪の症状の7つの見分け方

7b75135c68ffff87dc9b33c3858db4c6_s

花粉症 風邪
鼻水 サラサラ  粘着性あり
鼻詰り 常に両方の鼻が詰まっている あまり両方の鼻が詰まることはない
目のかゆみ かゆみの症状が出るケースがほとんど なし
倦怠感 体全体に倦怠感を感じる 倦怠感を感じたりマシになったりを繰り返す
発熱  微熱程度 微熱から39度くらいの高熱が出る
朝・昼・夜 朝起きた時が特に症状がひどい 夜に高熱が出やすい
発症期間 花粉症シーズン中はずっと症状が続く 1週間程度で治まる

 

5つの対処法

bf50425a343f8d72ae326bf3195323e7_s

  1. 安静にして睡眠をしっかり摂る
  2. 早めに病院(内科)で診察を受ける
  3. 喉の保湿対策
  4. 免疫力を高める
  5. こまめな水分補給

まずは、安静にして睡眠をしっかり摂るようにしたいところです。睡眠不足は花粉症の症状も悪化させますし、風邪の場合も治りにくくなってしまいますので、ゆっくりと体を休めることが大事です。

また、何とか時間を作って早めに病院で診察を受けるのがベストです。その際は内科を受診することをお勧めします。内科でしたら掛かり付けの病院もあるでしょうし、花粉症の診察も対応していますので、花粉症か風邪かわからない場合は内科に行くようにしましょう。

あと、室内で加湿器を使用したり、のど飴を舐めたりして、喉の保湿対策をしておきましょう。保湿対策は花粉症にも風邪にも有効ですし、風邪の予防対策にもなりますので、ぜひ取り入れてみてください。

免疫力を高めることも花粉症・風邪の両方の対策になります。花粉症は免疫力の異常反応が原因ですし、風邪は免疫力が低下した時にひきやすいので、免疫力を高める食べ物を意識的に食べるようにして対策しましょう。

< 免疫力を高める効果のある食べ物 >

  • にんにく
  • しょうが
  • ヨーグルト
  • 納豆
  • レタス
  • 鶏肉(むね肉)
  • お茶

最後に、水分補給も大事になります。風邪の時は脱水症状になりやすいので、水分補給は必須です。また喉の保湿効果もありますので、花粉症や風邪の対策にもなります。

 

早めの治療が一番

cb8b25ea1612d128e06186a487ca2c65_s (2)

花粉症にしても、風邪にしても、とにかく早めの治療が一番大切です。

なかなか忙しくて、病院に行く時間が取れない方も多いとは思いますが、風邪なら早めの治療ですぐに治りますし、もしもインフルエンザだったら周りの人にも影響が出てしまいますので、無理をしないですぐに病院で診察を受けるようにしましょう。

 

>>【2016年2月最新版】今年のスギ花粉のピーク時期と飛散予測

>>【2016年版】これで完璧!1月からのスギ花粉症対策10選

>>【1月に咳が出る!】ハンノキ花粉症の症状の特徴と対策まとめ

>>【2016年1月速報】最新版!効果的な花粉症治療法まとめ