花粉症患者さんの主な症状としては、目のかゆみやくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの目と鼻に関する症状がほとんどですが、実は頭痛も花粉症の症状として出る可能性があります。
「目のかゆみや鼻の症状だけでも辛いのに、頭痛まで花粉症が原因なの?」って思う方もいるでしょうが、実際に花粉症と頭痛には因果関係があるようです。
そこで今回は、花粉症で頭痛の症状が起きる原因と、その改善策4つをご紹介します。
花粉症で頭痛のなる原因の多くは、実は鼻にあったんです
花粉症によって頭痛になる人の多くは、鼻詰まりの症状も併発しているケースが多く見受けられます。
普段なら鼻から空気を吸い込み、自然と脳に充分な酸素が送られているのですが、花粉症によって鼻詰まりになってしまうと、鼻から脳へ酸素が送られにくくなるために、脳が酸欠状態になることが頭痛の主な原因の一つです。
その他にも、
- 花粉症で呼吸が苦しく、夜ぐっすり眠れないことによる睡眠不足
- くしゃみや咳などを頻繁にすることで、首や肩の筋肉が凝り血流障害が起きそのため頭痛を引き起こす
- 鼻の粘膜が炎症を起こすと、鼻やその周辺や頭などに痛みを伴う場合があり、その結果頭痛が引き起こされる原因になっています。
どちらにせよ、花粉症が原因となって頭痛が起きているわけなので、安易に市販の頭痛薬などを服用しても治まりません。
おすすめの頭痛の改善策としては
- 鼻の通りをよくする
- 睡眠を充分にとる
- 肩こりや首周りの筋肉のこりをほぐす
- 医師による診断の上、薬を処方してもらう
1.鼻の通りをよくする
花粉症の症状は、寝ているときなどリラックスした状態すなわち副交感神経が優位に働いている時に症状が出やすいです。
つまり軽い運動などをしたりして、活動状態にして交感神経が優位に働く状態にしてあげて、花粉症の症状が出にくい状態にする。
その他にも、鼻に温めたタオルなどを載せたり、メントール系ののど飴などを舐めたり、また鼻の通りを良くするアロマオイルなどを試したりして、鼻の通りを良くしてみてください。
2.睡眠を充分にとる
花粉症の症状が出る時期はなかなか寝つきにくく、睡眠不足になりがちになってしまうと思うのですが、花粉症の人はこの時期だけは特に、体を温めてて寝付きをよくするなどの工夫をして、快適な睡眠が取れるようにしていきましょう。
3.肩こりや首周りの筋肉のこりをほぐす
夜寝る前に少し温めのお風呂に入り、出てから軽く肩甲骨周りのストレッチなどして、リラックスした状態で布団に入り寝る。
これは肩こりなどの解消になり、また快適な睡眠を取るという意味でも相乗効果がありオススメなので、ぜひ試して見てください。
4.医師による診断の上、薬を処方してもらう
1~3の3つの対策は、割りと簡単に取り組めることなので、ぜひ試して欲しいのですが、それでも改善しない程重症化している場合は、やはりきっちりと医師による診断を受けて、薬を処方してもらうことがベストだと思います。
頭痛の原因にも色々あるので早めの病院での診察がベスト
頭痛の原因にも色々な原因が考えられますので、あまり無理せずに、まずは早めに病院へ行き医師による診察を受けることがベストだと思います。
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