2018年は例年と同等か少し多いぐらいの飛散量とは言われているものの、短い期間や局地的に例年をはるかに上回る飛散量を記録して例もあるようです。4月に入って日本気象協会の速報が発表され、東京都心のヒノキ花粉は例年の43倍の飛散量になり、今後も増える見込みだそうです。本格的な対策をしないと重い症状に悩まされしまいそうですね。
ヒノキ花粉の時期や注意点
ヒノキ花粉はスギ花粉のピークの終わりごろから徐々に増え、入れ替わりのようにピークを迎えます。
ヒノキ花粉のピークはだいたい4月上旬から中旬ですが、スギとヒノキの両方の花粉症を発症する場合が多く、スギ花粉が終わっても気を緩めてはいけません。
注意点として、スギの時期の花粉症にすでに鼻や喉の粘膜が長期間の炎症を起こしていることから、ヒノキ花粉が始まるとより過敏になってダイレクトに症状が出てしまう事が挙げられます。
そして同じ理由から、他のアレルギー物質に反応が出てしまう可能性が高くなりがちになってしまいます。
ヒノキ花粉症対策に効果的なこと
ヒノキ花粉症への対策として、やはり地道で継続的な注意が一番大切と言えます。地味ながらも効果的なものをご紹介します。
・外出時のマスクの着用
花粉が少ない時や雨の日でもこの時期は基本的にはマスクは常用しましょう。
症状がマシになっても自分で花粉の飛散状況の収まりを決めず、必ず新聞やテレビなどの報道でチェックするようにします。また、自分の地域の情報かどうかも確認しましょう。
・帰宅後のうがいと手洗い
これも基本的で重要な対策の一つです。特に今年は4月上旬までインフルエンザが流行し続けたこともあり、インフルエンザ予防にも役立ちます。
毎日きちんと続ける事が重要で、少しの外出であって必ずしましょう。
・部屋の掃除
上述のようにスギ花粉とヒノキ花粉で4月は鼻や喉の粘膜がかなりのダメージを受けており、普段影響を受けていないものにもアレルギー反応が出ます。
そこで意外と気付かないのが「ハウスダスト」です。部屋をこまめに掃除するのがしんどい時期ではありますが、怠ると24時間アレルギー物質の影響をうけてしまう恐れがありますので、頑張りましょう。
また、空気清浄機を併用する事もおすすめです。最近は機能性も良く、ハウスダストやダニも感知してくれるモデルもあり、我が家では重宝しています。
他にも帰宅後に早めの入浴やシャワーで花粉を洗い流す事や、窓をできるだけ開けないなど、色々と工夫することができます。
ぜひ実践してみてください。だいたい5月の中旬までは警戒しておいた方が良いでしょう。
まとめ
2018年のヒノキ花粉の飛散量は例年の43倍というニュースについてと、対策についての記事でした。
スギ花粉でダメージを受けている粘膜によってヒノキ花粉以外にも過敏になるので、外出中でなく、家の中での対策も重要になってきます。
ぜひ参考にして、できるだけ快適にお過ごしください。