5月から9月にかけての夏場の時期は、マダニによる感染症を警戒する必要があります。
夏になると、山へ出かけてハイキングやキャンプ、魚釣りや昆虫採取など予定してることと思いますが、そういった場所の草むら付近にはマダニが生息しています。
マダニは動物だけではなく、ヒトにも寄生しますので、ウィルスを保有するマダニに噛まれるとSFTSなどの感染症にかかる可能性がありますので、山や草むらなどに近づく際には特に気を付けなければいけません。
そこで今回は、7つのマダニ感染症予防対策をご紹介しますので、山などに出掛ける際の参考にして下さい。
マダニの主な生息場所
- 山間部
- 森林
- 草むら
マダニの生息場所の特徴としては、湿気の多い草むらに主に生息してますので、そのようなマダニが生息していそうな場所には、なるべく近づかないようにしましょう。
7つのマダニ感染症予防対策
- 長袖・長ズボン着用は基本!
- 手袋・帽子・首にタオルなどで、肌の露出を最小限にする
- 草むらなどに座る際には直接座らず、ビニールシートを敷き座るようにする
- ダニ防止スプレーを使用
- 帰宅後すぐのマダニチェック
- マダニに噛まれていたらすぐに病院に行くこと
- 絶対に自力ではマダニを取らないで下さい
マダニによる感染症の予防対策の第一歩は、まずはマダニに噛まれないようにすることです。当たり前のことですが、マダニに噛まれなければ感染症にかかること無いので、マダニに噛まれないようにすることが先決になります。
万が一マダニに噛まれた場合はすぐに病院で治療を受けて下さい。
マダニによる感染症の発症の潜伏期間は6日から14日くらいで、その間は具体的な自覚症状がなく気付かないケースが多いので、レジャー帰りの帰宅後はすぐにマダニがくっついていないか、マダニに噛まれた跡はないかをチェックすることも大事になります。
マダニに噛まれた際は早期発見・早期治療が重要
いずれにしても、マダニによる感染症のリスクを最小限にするには、早期発見・早期治療が重要なポイントになりますので、今回ご紹介した内容を参考にてマダニによる感染症から自分の身を守るようにして下さい。
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