4月に入りスギ花粉症のシーズンのピークが過ぎても、今度はヒノキ花粉症のピークがやってきます。
スギ花粉症とヒノキ花粉症とは併発しやすいため、長期間に渡って症状が出続けることになり、その間薬もずっと服用する事になります。
私もスギとヒノキの花粉症を併発しているので、毎年処方薬と市販薬とを必要に応じて飲んでますが、4月ころになると割りとくしゃみや鼻水と言った症状は軽めにはなるのですが、鼻詰りやのどの違和感みたいな症状がよく出ます。
そこで今回は、今のこのヒノキ花粉症の時期によく起こる、鼻詰りの症状やのどのケアなどに効果がある市販薬を探してみましたので、ご紹介したいと思います。
鼻詰りの症状によく効く市販薬ベスト3!
第1位 エージーノーズ
用法・用量・・・1回1噴霧ずつ、1日3~5回(3時間以上は間隔を空けて下さい)
成分には血管収縮剤(ナファゾリン塩酸塩)が含まれていますので、即効性はバツグンですが、長期間に渡っての連用は避けて下さい。
第2位 鼻淵丸(びえんがん)
用法・用量・・・1回6~9丸、1日3回の服用
この薬は花粉症のみならず、蓄膿症の治療薬としても用いられている漢方薬です。
蓄膿症や鼻詰り・鼻炎など特に鼻の症状に特化した薬ですので、漢方薬をお探しの方や西洋治療薬を敬遠されている方などにはおすすめします。
第3位 ザジテンAL鼻炎カプセル
用法・用量・・・1回1カプセル、1日2回朝食後と就寝前の服用
この薬は第二世代の抗ヒスタミン薬で、その中でも効き目は一番強い方です。また、眠気などの副作用もあまり感じないと思いますので、副作用を抑えつつ効き目を期待したい場合はザジテンAL鼻炎カプセルを先に試してみるのもいいと思います。
のどの痛みと鼻詰りも一緒に軽くしたい場合は!
天津感冒片(てんしんかぼうへん)
天津感冒片は風邪薬として使用されるケースが多いですが、アトピー性皮膚炎や湿疹などの治療薬としても使用されていて、花粉症治療にも大いに役立っています。
のどの痛みや鼻水・鼻詰りの症状にもよく効きますので、漢方薬に特に抵抗の無い方はこの天津感冒片を試してみてください。
ヒノキ花粉症の時期はのどのケアが大事!
スギ花粉症やヒノキ花粉症の症状で鼻詰りになり、そのため口呼吸をする割合が増えてしまうために、のどが痛くなったり、イガイガしてしまう結果につながっています。
のどの症状の改善と鼻詰りの改善を一緒に考えるよりも、まずは鼻詰りを改善することを先に考えて、のどのケアはまた別の対策をするという考え方がのほうがベターだと思います。
5月の中旬には、ヒノキ花粉症の症状も治まってくるかと思いますので、何とかあともう少しの期間、花粉症のつらい時期を乗り切るための参考にしていただけたらと思います。
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