5月から夏にかけての時期になると、イネ科の花粉症のピークの時期を迎えます。

イネ科の花粉症は、食物アレルギーを併発しやすいため花粉症の中でも特に注意したいところです。

またイネ科の花粉症にも、カモガヤ・イネ・麦・アシ・ホソムギなど他にも様々なイネ科の植物があり、生息場所や生息地域や飛散時期などもそれぞれ違いがあります。

そこで今回は、誰にでも出来る簡単なイネ科花粉症予防策を7つご紹介しますので、イネ科花粉症にならないように参考にして下さい。

 

7つのイネ科花粉症予防策

 

①河川敷・堤防・空き地には近づかない

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イネ科の植物は種類を問わず、わりと生活圏に近い場所に生息しています。

河川敷や堤防、近くの空き地や道端などに主に生息しているケースが多いです。

普段通勤や通学などで、毎日通っている道端などにも生息してますので、さすがに完全に近づかいない訳にはいきませんが、河川敷や堤防や近くの空き地には5月から8月の時期だけでも近づかないようにすることで、イネ科の花粉症の予防策にはなります。

イネ科の花粉の飛散距離は、せいぜい数百メートルですので近づかない工夫はある程度出来ると思います。

 

>>【速報】カモガヤ以外も危険!他のイネ科花粉症の種類と飛散時期

>>【完全版】5月のイネ科花粉症の症状改善には5つのカモガヤ対策!

 

②マスクを着用する

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もしも、河川敷や堤防などに行く際にはマスクを着用しましょう。

5月から夏にかけては気温も高く、マスクを着用するも暑苦しくて大変ですが、常にマスクを携帯しておいて、河川敷や堤防に行く際や付近にイネ科の植物を見つけた際には、すぐに着用できるようにしておくことで予防になります。

 

③用事は午前中に予定する

イネ科植物の花粉の飛散は、午後からが活発になりますので出掛ける用事や買い物、洗濯物の外干しなどは、なるべく午前中に予定しておくことで予防効果は高くなります。

 

④出掛ける際は花粉防止スプレーを使用する

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冬の時期などは、表面のツルツルした素材の衣服を着用して、帰宅時に花粉を払い落とせばわりと簡単に花粉も落とせたと思いますが、気温が高いこの夏の時期はツルツルした素材の衣服は暑苦しいのであまり着ないと思います。

ですから、お出かけの際には花粉防止スプレーなどを使って、なるべく衣服に花粉がつかないような工夫しておくことで、花粉を家の中に持ち込むことを防ぐことが出来ます。

 

⑤部屋の換気はマメにする

イネ科の植物は、スギやヒノキなどに比べてもその花粉の飛散距離はかなり短いので、部屋の換気は多めにしても問題無いです。

家の中に花粉を持ち込まないようにすることはもちろんのこと、部屋の換気をマメにすることで、家の中に持ち込んだ花粉を減らすことができます。

午後は花粉の飛散が活発になりますので、部屋の換気は午前中にするようにしましょう。

 

⑥秋の水田地帯には近づかない

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秋の収穫の時期になると、水田地帯では稲刈りが行われます。

稲刈り後のもみ殻や脱穀後の粉塵は、イネ科の花粉症の原因になりますので、秋の水田地帯に近づかないことで予防できます。

家の付近に水田がある場合は、秋の収穫の時期は部屋の換気は控えたほうがいいです。

>>【9月のイネ科花粉症】秋は要注意!3つの稲の花粉症対策

 

⑦事前に薬を服用する

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イネ科の花粉症は、予め薬を服用することである程度花粉症の発症を抑えたり、発症しても症状を軽減できたりしますので、4月の中旬ころから薬を服用することは有効な予防策になります。

薬は、病院で処方してもらうのがベストですが、お忙しい方などは市販薬でも構いませんので事前に服用するようにしましょう。

 

>>【特集】イネ科花粉症の症状に効く市販薬まとめ

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イネ科植物に近づかないことが一番のイネ科花粉症予防策!

イネ科の花粉症の予防策の基本は、イネ科の植物に近づかないことが一番の予防策になります。

ですが普段の生活環境などもありますので中々難しいと思いますが、今回ご紹介した7つの予防策を是非参考にしていただいて、イネ科の花粉症の予防にお役立て下さい。

 

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