今年のスギ花粉は、概ね去年並みかやや多いとの予想ですが、もうそろそろ花粉が飛び始めていますので、花粉症の方はもちろん、まだ花粉症ではない方も色々対策をしておきたいところです。
そこで今回は、すぐに出来る簡単で手軽な花粉症対策を10個ご紹介しますので、これからの花粉症シーズンを乗り切るための参考にしてみてください。
簡単・手軽な花粉症対策10選
- 花粉の飛散情報のチェック
- 外出時のマスク・メガネの着用
- 外出前の点眼薬や点鼻薬の使用
- 帰宅時の花粉のシャットアウト
- 帰宅後すぐのうがい・手洗い・洗顔
- 部屋の掃除
- 空気清浄機・加湿器の活用
- 布団クリーナーの使用
- しっかり睡眠を摂る
- 免疫力を高める食べ物・飲み物を摂る
まずは、花粉の飛散情報やその日の天候などを事前にチェックしておきましょう。花粉の飛散量の多い日や晴れて風が強い日などは、症状もひどくなりやすいので、予定の調整が出来るのであれば変更たり、車を使うなり予防対策を入念に出来ますので、ネットなどで情報はマメにチェックしておきましょう。
次に、外出時のマスクの着用は勿論のこと、マスクも出来ればPM2.5カットのマスクや、ワイヤー入りの鼻の形にフィットするタイプのマスクの着用がベストです。また出来ればコンタクトレンズよりはメガネの方が、花粉を防ぐには効果的なのでメガネの着用も考えてみてください。
また、外出前に抗ヒスタミン剤含有の点眼薬や点鼻薬を使用しておくと、花粉症の症状を抑える効果がありますので、予め外出前に使用してみることをお勧めします。
あと、帰宅時は家の中に入る前に、玄関先で必ず花粉を落とすようにしましょう。完全に花粉の侵入を防ぐことは無理ですが、少しでも侵入する花粉の量を少なくしておきましょう。なお外出時は、なるべく表面のツルツルした素材の上着を着るようにして、帰宅時に花粉を振り落としやすくする工夫もしておきたいところです。
帰宅後はすぐにうがい・手洗い・洗顔をして、体に付着した花粉を落としておきましょう。出来れば、帰宅後すぐにシャワーか入浴で花粉を完全に落として、さっぱりしてしまうのがベストです。
それと、花粉症の時期だけでもこまめに部屋の掃除はしておきましょう。室内の花粉を寝ている間に吸い込むことで、花粉症の症状はより悪化します。
また花粉の飛散量の少ない雨の日でも、既に侵入している花粉がカーペットや布団などに多く付着しているので、こまめな掃除や布団クリーナーの使用は花粉除去には有効な方法です。それに、布団やカーペットなどのダニ取りも同時に出来ますので、この際同時にやってしまいましょう。
空気清浄機・加湿器の活用も、花粉症の症状を抑えるためには有効ですので、取り入れたい対策の一つです。スィッチを付けておくだけで対策になるので、こんなに簡単で効果的な花粉症対策はないので、購入費用は掛かってしまいますが、風邪や他のアレルギー対策にもなりますので、この機会に一度購入の検討をしてみてください。
あと、睡眠不足は花粉症の症状を悪化させたり、薬の効き目を低下させたりしますので、しっかりと睡眠を摂るようにしたいところです。なかなか忙しくて睡眠不足になりがちな部分もありますが、睡眠不足では仕事のパフォーマンスも落ちて、余計に仕事に時間が掛かって、また睡眠時間を削るというような負のサイクルにならないためにも、普段よりも少し多く睡眠時間を確保出来るように意識してみてください。
最後に免疫力を高める食べ物・飲み物をご紹介しておきます。免疫力を高めることで花粉症の症状の軽減はもちろんのこと、風邪などひきにくくなりますので、体の健康維持という意味でも花粉症のシーズンだけではなく、普段の食生活から積極的に取り入れて欲しいと思います。
<免疫力を高める食べ物・飲み物>
- にんにく
- しょうが
- ヨーグルト
- 納豆
- レタス
- 鶏肉(むね肉)
- お茶
- 赤ワイン
- 黒酢
- 青汁
- ヤクルト
- カルピス
- コーヒー
花粉症だけでなく他の病気の予防対策にもなる
空気清浄機・加湿器・布団クリーナーなど、費用のかかる対策も敢えて今回はご紹介しましたが、ご紹介した花粉症対策は、花粉症対策としてだけではなく、風邪や他の病気やアレルギーの予防対策としても効果がありますので、花粉症シーズンだけではなく、一年中普段の生活の中にぜひ取り入れてみてください。
>>【2016年2月最新版】今年のスギ花粉のピーク時期と飛散予測
>>【1月の花粉症】風邪・インフルエンザとの症状の違いと見分け方!
>>【2016年版】目のかゆみに効く花粉症目薬!市販目薬ベスト5
>>【2016年最新版】花粉症に効き目の強い市販薬おすすめベスト3!