年が明け、はやくも2月となりました。
花粉症の方にとっては辛い季節が近づいてきましたね。
春になると花粉症で咳が出るという方の中には、市販の薬やお医者さんに処方していただいた薬の副作用が気になり、薬以外の治療法や漢方薬を探している方もいるかと思います。
そこで今回は、花粉症が原因の咳や鼻水の症状に効く漢方薬を5つご紹介しますので、咳や鼻水が止まらない時の薬選びの参考にして下さい。
花粉症による咳や鼻水に効く漢方薬ベスト5
<< 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) >>
花粉症の漢方薬としてこの小青竜湯は一番有名な漢方薬ですが、くしゃみ・鼻水の症状改善だけでなく、体を温める効果が高く、咳や痰などを改善する効果があります。
花粉症の漢方薬として最も有名なのがこの小青竜湯です。
鼻水、くしゃみの改善や体を温める効能もあり、咳やたんを改善する効果もあります。
辛い花粉症の症状を一刻も早く直したい方はまずこの漢方薬を試してみることをお勧めします。
<< 竹茹温胆湯(ちくじょうおんたんじょう) >>
長引く咳やたんの絡んだ咳の症状には竹茹温胆湯がよく効くとされています。
また、喉がイガイガしたり痒みを生じる場合にも竹茹温胆湯は効果を発揮します。
夜になるとひどい咳がでる場合には一度試してみてください。
喉の症状に特化したような漢方薬ですので、他の花粉症の症状にはあまり効果が期待できない場合が多いです。
<< 麦門冬湯(ばくもんどうとう ) >>
乾いたような咳やこびりつくような痰の症状には、この麦門冬湯が使用されることが多い漢方薬です。
喉の保湿効果の高い漢方薬ですので、外出先や出張先で加湿器など使用できない場合には、予め準備しておいて服用できるようにしておくと重宝すると思います。
<< 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) >>
解熱効果と肺の機能回復効果の高いとされている漢方薬です。
咳や痰の症状の改善の他に、鼻詰りや目のかゆみの改善にも効果があるとされていますので、咳の症状以外にも鼻詰り・目のかゆみが特に気になる方には、この麻杏甘石湯をオススメします。
<< 桑菊飲(そうぎくいん) >>
からむような痰を伴う気管支炎などに効果がある漢方薬です。
目のかゆみにも効果がありますので、目のかゆみの症状と咳の症状が特に気になる方は、この桑菊飲を一度試してみてください。
薬の効き目や副作用には必ず個人差があります
症状に合わせて効果的なものを選べるのも漢方薬のいい所だとおもいます。
今回紹介した漢方薬の中から自分の症状にあったものがあれば、是非お試しください。
薬の効き目、副作用には個人差があります。
これといった薬を見つけられない場合はいろいろ試してみて、自分にピッタリな薬を見るけることがベストだと思います。
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