花粉症の方は、市販薬や処方薬など何かの薬を服用されている方が多いと思います。
ですが、普段の効いている薬が何故か効かない日があるのではないでしょうか。私も花粉症シーズン中に3~4日は薬が効かない日があります。
そこで今回は、普段効いている薬が効かない原因と、その場合の対策をご紹介しますので、花粉症の症状が治まらない場合の参考にして下さい。
花粉症の薬が効かない原因
- 花粉の飛散量が多い
- 家の中に多くの花粉が蓄積している
- 体調不良
- 睡眠不足
- 飲酒
- 薬の服用のタイミングがズレている
- 花粉症が重症化している
普段は効いている花粉症の薬が効かない原因として考えられるのは、このようなことが挙げられます。
まず、そもそも花粉の飛散量は日によってバラつきがあります。飛散量の多い日は、毎年私も薬の効き目が悪く感じています。
また、花粉の飛散量の少ないとされる雨の日でも、家の中に既に侵入している花粉の蓄積が多いと、症状がひどくて薬の効き目も悪くなったりします。
あと、体調不良や睡眠不足は、体の免疫力が低下する原因にもなりますので、やはり症状の悪化と薬の効き目の低下に繋がります。
それと飲酒によって体内で生成されるアセトアルデヒドは、花粉症の原因になっているヒスタミンの分泌を促進しますので、やはり症状の悪化と薬の効き目の低下に繋がります。
あと、薬の服用のタイミングがズレると、やはり薬の効き目は低下しますので、気づかないうちに薬の服用を忘れたり、食後時間がかなり経ってから服用しているかも知れません。
最後に、気づかないうちに花粉症自体が重症化している可能性もあります。あまりにも普段よりも多くの花粉に晒された状態が続くと、やはり花粉症の症状は重症化しますので、以前の薬では効かなくなる可能性があります。
薬が効かない場合の対策
- 毎日の花粉の飛散量チェック
- 外出の回数を減らす
- 家の中のこまめな掃除
- 空気清浄機、加湿器の使用
- 免疫力を高める食べ物を摂る
- 睡眠時間の確保
- 禁酒
- 食卓に薬を置いておく
- 薬の携帯
- 点眼薬、点鼻薬を外出前に使用する
- 頓服薬の服用
- 注射治療
- 体質改善
今回ご紹介している対策は、予防対策的な要素が強いですが、事前に準備をしてくことで防げることも多いです。
また、すぐにできる即効性のある対策は、頓服薬を服用するくらいしかないので、頓服薬が効かなければ、その場で今すぐ症状を抑えることは、難しいと考えて下さい。
あと、どうしても薬が効かない場合は、注射治療を検討してみて下さい。ステロイド系の注射は、副作用の心配も出てきますが、効き目・即効性とも効果は期待できますので、すぐに花粉症の症状を治めなければいけない時には、検討してみて下さい。
根本的には花粉症の完治を目指す
今回ご紹介した内容は、薬の服用に関することになりますが、あくまで対症療法に過ぎず花粉症を完治させる訳ではありません。
根本的に花粉症を治すには、今のところ皮下免疫療法か舌下免疫療法しか治療法はありませんので、花粉症の完治を目指す方は、どちらかの治療法を検討してみて下さい。
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