スギ花粉症の時期は、風邪やインフルエンザが流行る時期と重なるため、最初は「風邪をひいたかな?」と思ってしまうこともあると思います。
風邪の時はよく痰が出たりしますが、花粉症でも喉に関する症状が出ることもありますので、痰が出ることも実際にありますが、別の病気を併発している可能性もあります。
そこで今回は、花粉症と咳の関係性と、黄色の痰が出る原因、別の病気を併発している可能性について、そしてその対策についてもご紹介しますので、花粉症の方で痰が出て気になる方は参考にして下さい。
花粉症と咳の関係性
花粉症になるとよく鼻水が出たりしますが、普段よりも過剰に出た鼻水が喉を通ることで喉を痛めたり、口呼吸の頻度が高くなることにより、喉に花粉が付着して喉を痛めたりすることがあります。
その結果として咳の症状が出るようになります。痰が出るのは喉に付着した花粉を体外へ排出するために起こることでもあります。
黄色の痰が出る原因と他の病気の併発の可能性
黄色の痰が出るということをたまに聞くことがあるのですが、黄色の痰は比較的多く見られる痰の色です。
黄色の痰の原因の可能性としては、細菌性感染症が原因のしていることが多いです。また、体内で白血球が細菌を攻撃して死滅した細菌が、痰の色を黄色くしている原因でもあります。
<考えられる病気>
- 風邪
- 急性咽頭炎
- 急性気管支炎
- 急性肺炎
- 副鼻腔炎
これらの病気を併発している可能性が考えられます。
黄色の痰が出た場合の対策
- 安静にする
- 市販薬を試しに服用してみる
- 喉を保湿する
- 最終的には病院(呼吸器内科)で診察を受ける
黄色い痰に限らず、痰が出るということは体内が正常な状態ではありませんので、まずは安静にして様子を観るのが最善の対策です。
また、どうしても病院に行く時間が取れない方は、咳止めの市販薬をとりあえず服用してみて様子を観てください。
3週間以上咳や痰が出るようでしたら、すぐに呼吸器内科に対応している病院に行って診察をうけるようにしましょう。
咳や痰が長引くと他の病気に発展する恐れ
我慢しすぎたり、忙しいを理由にして、長引く咳や痰が出る症状を放置していると、喘息や他の病気に発展してしまう恐れもありますので、早めの対策としてきちんと病院で診察を受けて下さい。
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