花粉症治療で病院にいくと、アレロックという薬を処方されることがあるのですが、アレロックは抗アレルギー薬の中では、第二世代の抗ヒスタミン薬に分類されます。
第二世代の抗ヒスタミン薬は、基本的には効き目の強さと副作用の強さとのバランスを考慮した治療薬が多いのですが、アレロックを服用した方の7〜8%のくらいの割合の方が、眠気の副作用などを感じておられるみたいです。
そこで今回は、アレロックの副作用で眠気を感じる原因や、その解消法についてご紹介しますので参考にしてください。
アレロックの服用で眠気の副作用が起こる原因
先程も説明しましたが、アレロックは第二世代の抗ヒスタミン薬ですが、その中でもアレロックは、効き目の強さ副作用の強さ共に中程度といった部類の治療薬です。
ですので少なからず眠気の副作用は出ますが、その副作用の出方には個人差があり、あまり眠気を感じない方のほうが多いくらいです。
アレロックの服用で眠気を感じる原因としては、薬の服用タイミングが考えられますが、食後の薬の服用では、食べた食事の消化のために多くの血液が使われます。その結果一時的に脳への酸素供給が減少するため、眠気を感じることがあり、そこに薬の服用で眠気の副作用がより強めに感じる場合も考えられます。
眠気の副作用の解消法
- 薬を変えてみる
- 薬を併用してみる
アレロックで眠気の副作用を感じるのであれば、薬を変えるのが一番効果的な解消法になります。アレロックは病院で処方されている薬ですので、まずは掛かり付けの病院で医師に相談して、眠気の副作用の少ない薬に変えてもらうことが一番手っ取り早い解消法です。
ただし、アレロックよりも副作用を抑えた薬は、アレロックよりも効き目が弱い可能性が高いですから、花粉症の症状を抑える効果が弱いと感じるかも知れません。まずは変更した薬で様子を見て、効き目が弱いと感じる場合には、他の薬との併用も考えてみてください。
例えば、朝は弱めの薬を服用することで眠気の副作用を抑えて、夜寝る前にアレロックを服用するようにする。特に花粉症の症状のひどい時に点鼻薬を使用するなど、他の薬の併用も視野に入れて検討してみてください。その際には、薬の飲み合わせの確認の必要もありますので、必ず病院で医師に相談するようにしましょう。
あと私が実際にやっている眠気解消法をご紹介しておきます。
- 軽い運動をする
- ガムを噛む
- メントール系の飴を舐める
- 仮眠をとる
どうしても眠気の副作用がきつい時は、20分くらいの仮眠を取るようにしています。それでもアレロックの服用による眠気がなくならない場合は、薬を変える以外には解消法はないと思いますので、薬をすぐに変えるようにして下さい。
薬以外の花粉症治療も検討してみてはいかがでしょうか
花粉症の治療は、薬による症状の軽減が一番ポピュラーかと思います。薬による治療は対症療法で、根本的に花粉症が完治するわけではありません。
治療期間は数年間かかり時間と根気のいる治療法ですが、舌下免疫療法や皮下免疫療法などの花粉症の根治療法も、この際一度検討してみてはいかがでしょうか。
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