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【虫歯じゃないのに歯が痛い?】花粉症が原因の歯痛の症状と対策!

 

今年もそろそろスギ花粉症の時期がやってきますが、この時期に虫歯じゃないのに歯が痛いなどの症状が出る場合は、花粉症が歯痛の原因になっている可能性があります。

花粉症の症状と言えば、くしゃみ・鼻水・鼻詰りや目のかゆみなどの症状をすぐに思い浮かべると思いますが、実は花粉症患者の方の中には、花粉症が原因で歯痛の症状を訴える方もいます。

そこで今回は、花粉症によって起こる歯痛の原因とその対策をご紹介しますので、治療の際の参考にして下さい。

花粉症で歯痛が起こる原因

花粉症による歯痛の原因は、花粉症でアレルギー性鼻炎を発症し更に悪化して、副鼻腔炎になっていることが原因です。

副鼻腔炎は、蓄膿症とも呼ばれていますが、簡単に言うと鼻の中で炎症を起こし、膿などが溜まっている状態です。

鼻の奥の神経は、上顎と密接に関係しているため、歯痛が起こるようです。

 

《他の歯痛の原因》

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 歯並び、噛み合わせ
  • 疲労
  • 風邪

当然ながら虫歯や歯周病は歯痛の原因になりますが、他には歯並びや噛みあわせが原因になっている場合もあります。

また、疲労や風邪などで体力が低下している時にも、歯痛が起こることがありますので、一括りに歯痛と言っても様々な原因が考えられますので、単純に虫歯が原因と思い込まないようにしましょう。

 

花粉症による歯痛の症状の特徴

  • 上の奥歯が痛い
  • 2月から4月の時期に歯痛が起こる
  • 花粉症の症状が治まると歯痛も治まる

歯痛の症状自体は、花粉症が原因であっても虫歯からくる歯痛とあまり変わりません。

花粉症が原因の歯痛の場合は、鼻の奥と上顎が関係しているため、副鼻腔に近い上の奥歯が痛いと感じることが多いです。

あと、花粉症が原因になっていますので、花粉症の時期が過ぎて花粉症の症状が治まると、歯痛も治まるケースが多いのも特徴です。

 

花粉症が原因の歯痛対策

  • 歯科医で診察してもらう
  • 口腔外科で診察してもらう
  • レントゲン検査で歯痛の原因を特定する
  • 鼻炎の症状を改善する

歯痛の原因が何かを特定することが、対策の第一歩になります。

歯が痛いととりあえず歯医者にいくと思いますので、レントゲンを取れば歯痛の原因は大体判明しますので、まずは歯科医に診察してもらい、歯痛の原因を特定して下さい。

歯痛が我慢できる程度の症状で、花粉症を発症している場合は、鼻炎自体を改善することで歯痛を軽減することが出来る場合があります。(ただし歯痛の原因が鼻炎の場合に限る)

 

とにかく早く歯痛の原因を特定することが大事

歯痛の原因を特定しないと、治療が効果的に行えませんので、とにかく早く歯科医院や口腔外科でレントゲン検査してもらい、歯痛の原因を特定しましょう。

 

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