花粉症と言えばスギやヒノキの花粉症が有名ですが、5月~8月の時期はイネ科の花粉症がピークを迎えます。
イネ科の花粉症の症状も、くしゃみ・鼻水・鼻詰りや目のかゆみといった一般的な花粉症の症状とあまり変わりません。
5月に入ってもまだくしゃみ・鼻水・鼻詰りなどの症状が出ている方は、イネ科の花粉症の可能性が高いです。
スギやヒノキの花粉症と同様に、市販薬で症状を軽減したい方も多いと思いますので、今回はイネ科の花粉症の症状に効く市販薬をいろいろとご紹介します。
イネ科花粉症に効く市販薬!
イネ科花粉症の市販薬選びのポイントも、他のスギやヒノキの花粉症と同様です。
ただ、イネ科花粉症の方が目のかゆみの症状が少ないように思いますので、今回は鼻の症状にフォーカスして市販薬を選びました。
◆くしゃみ・鼻水の症状を即効で抑えたい場合
ベンザ鼻炎薬α
ベンザ鼻炎薬αは、第一世代抗ヒスタミン薬の部類に入る市販薬なので、効き目・即効性ともにバツグンですが、眠気などの副作用は強く出ますので、服用後の車の運転などは絶対に控えて下さい。
あと、予防効果はありませんので、あくまで症状が出てからの服用が基本です。
◆イネ科の花粉症の症状を事前に出にくくしたい場合
アレグラFX
このアレグラFXは、第二世代の抗ヒスタミン薬の部類に入りますので、眠気などの副作用はほとんど感じないと思います。
また、アレグラFXは予防効果もありますので、既にイネ科の花粉症の自覚をお持ちの方は4月中旬ころから事前に薬を服用することで、5月~8月のイネ科花粉症の時期の症状を軽くしたり、発症自体を遅らせたりすることが出来ます。
比較的症状の軽めの方はアレグラFXから試してみると良いです。
◆アレグラFXよりも強い市販薬がお探しの場合
ザジテンAL鼻炎カプセル
ザジテンAL鼻炎カプセルも、第二世代の抗ヒスタミン薬の部類に入りますが、アレグラFXよりも効き目は強いですので、効果は感じられると思います。
また、予防効果もありますから4月中旬ころから事前に服用することで、シーズン中の症状緩和に効果が期待できます。
ただし、眠気などの副作用はアレグラFXよりも強く出ますので、服用後の車の運転などは注意が必要です。
アレグラFXでは効き目が弱いと感じた方は、ザジテンAL鼻炎カプセルの服用をおすすめします。
市販薬では効き目が弱いと感じる方は!
ベンザ鼻炎薬αよりも効き目の強い市販薬は、おそらく見つからないと思いますので、もしまだ効き目が弱いと感じた方は、一度病院に行って医師による診断と薬の処方をしてもらって下さい。
薬にも身体との相性のようなものがありますし、薬の効き目の感じ方にも個人差が出ますので、弱めの薬から試してみて徐々に強い薬を試していくようにして、薬も選んでみてください。
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