基本的には沖縄にはスギやヒノキが存在しないので、スギ・ヒノキが原因で花粉症に悩まされている方には天国のような場所かもしれません。
ですが、沖縄にもその他の花粉は存在しますので、花粉症の方は注意が必要です。
沖縄にも花粉は存在する?!
沖縄には、スギやヒノキの花粉はありませんが、イネ科の花粉(ススキ)が多く群生しているため注意が必要です。
そのほかにも年間で見ると約20種類ほどの花粉が飛散しています。
沖縄は年間を通して暖かい期間が長いので、ススキがぐんぐん成長します。
沖縄は雨も多くススキにとっては最高の環境ですので、よく成長します。もちろんよく成長するとよく花粉を飛ばしてくれます。
また、沖縄名物のサトウキビにも見た目がそっくりなため、うっかりサトウキビだと思ってススキに近づいてしまうこともあるようですので、気をつけましょう。
ススキの花粉症は発症すると、他のイネ科の花粉でも症状が出ることがあります。
ススキ花粉のピークは沖縄旅行シーズン真っ只中である8月〜9月です。
花粉症の症状を併発しないためにも、あらかじめマスクを着用するなどの対策は必要です。
沖縄名物のサトウキビですが、サトウキビももちろん花粉があります。
サトウキビ花粉症も実際にあるらしく、開花する12月から3月あたりに症状が出る方もいるようです。
期間別に見ていきましょう。
1月から6月
キク科、イネ科、イラクサ科、マメ科、ブナ科など
7月から12月
キク科、イネ科、イラクサ科、マメ科、カバノキ科など
年間を通して同じような花粉が飛んでいることがわかります。
もしもこの中に原因とされる花粉がある場合は、沖縄に行くときも要注意です!
沖縄で一番多いと言われる花粉は?
沖縄で一番飛散量が多い花粉は【リュウキュウマツ】だそうです。
マツ科の花粉症の方は要注意です。
ただし、飛散ピーク時は2月から3月で基本的にマツ科の花粉は症状が重くなることが少ないようですので、それほど心配ではないかもしれません。
ですが中にはひどい症状が出る人がいるという報告もありますので、念のために注意しておく必要があるかもしれません。