9月の花粉症の代表格と言えばブタクサ花粉症になりますが、世間的にはあまり知られていないようです。
アメリカの特に北米地区では、このブタクサ花粉症が一般的な花粉症となっていて、日本のスギ花粉症やヨーロッパ地区のイネ科花粉症と並び、世界三大花粉症の一つにもなっているほど有名です。
日本にもブタクサ花粉症の患者さんは多くいますが、夏風邪と勘違いしていてそもそも花粉症の認識が無い方も多いのが事実です。
そこで今回は、ブタクサ花粉症の花粉の飛散時期や生息場所の特徴などをご紹介しますので、参考にして下さい。
ブタクサ花粉の飛散のピーク時期
ブタクサの開花時期は7月から10月頃ですが、花粉の飛散のピーク時期は8月の下旬から9月にかけてになりますので、9月に花粉症の症状を訴える方が多い傾向があります。
くしゃみや鼻水に加えて、のどの痛みや咳など症状も出やすいために夏風邪と勘違いして、ブタクサ花粉症の認識のないまま過ごされている方も多いです。
ブタクサの生息場所の主な特徴
- 道端
- 空き地
- 河川敷
- 堤防
- 山野
ブタクサの主な生息場所は、日本全域の道端や空き地など割りと生活圏に近い場所に生息しているのが特徴ですので、普段の生活でもよく見かけているかと思います。
通勤・通学時や近所の買い物の時など、普段の日常生活から対策をしておく必要がありますので、外出時のマスクの携帯などを忘れないようにしましょう。
またブタクサの高さは1mくらいですので、そんなに花粉の飛散距離自体は広くありませんので、近くにブタクサがなければ問題はありません。
河川敷や堤防などにも普通に生息していますので、スポーツやキャンプやバーベキューなどの際にはマスクを準備しておきましょう。
ブタクサ花粉症の可能性がありますので病院で検査して下さい
8月から10月に、くしゃみ・鼻水や咳が出る、のどが痛いなどの症状がある場合は、ブタクサ花粉症の可能性がありますので、一度病院でアレルギー検査を受けて調べてもらって下さい。
夏風邪と勘違いして市販薬で対策をしていても、ブタクサ花粉症だった場合は症状の改善は出来ませんので、病院でアレルギー検査を受けて原因を特定したうえで医師による治療を受けるようにしましょう。
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