花粉症の症状の出方にも個人差があり、一般的な目や鼻の症状の他にも、頭痛や喉の痛み、咳が出るなど様々な症状があります。
実は、肩こりも花粉症の症状の一つとして挙げられます。
私もスギとヒノキの花粉症で、2月から4月にかけての時期は毎年花粉症の症状に悩まされていますが、実際にこの時期は肩こりの症状を感じることも多いです。
そこで今回は、花粉症で肩こりの症状が出る原因と、肩こりの予防法・解消法についてご紹介しますので、花粉症の方だけでなく肩こりにお悩みの方も参考にして下さい。
花粉症で肩こりの症状が出る原因
肩こりの原因の一つに、自律神経が関係しています。
花粉症の症状の特徴でもある、くしゃみ・鼻水・鼻詰りや目のかゆみなどの症状は、すべて体内に花粉が侵入した結果起こるアレルギー反応です。
そのアレルギー反応の影響を受けて、自律神経のバランスが崩れることで、肩こりの症状が出ることがあります。
他の肩こりの原因
- 筋肉の疲れ
- 血行不良
- 目の疲れ
- 歯の噛み合わせ
- 末梢神経のキズ
長時間の車の運転やデスクワークなど、同じような体勢を長い時間続けていると、特定の筋肉ばかりを使うことになり、筋肉が凝り固まった状態になります。
血行不良は、筋肉への血液による酸素供給が減少するため、更に乳酸を溜める結果になり肩こりを悪化させます。
目の疲れや歯の噛み合わせに関しては、私自身が最近よく知り合いの医師から指摘されることでもあるのですが、肩こりの酷い時などは目の疲れや歯の噛み合わせが関係していることが多いです。
また、固くなった筋肉や溜まった乳酸によって末梢神経が刺激されて、痛みやコリの症状を感じることも肩こりの原因の一つになっています。
肩こり予防策
- 普段から軽い運動を継続的にする
- 長時間同じ体勢にならないように、適度に休憩などをはさむ
- 体を冷やさない
- 入浴の際は必ず湯船に浸かる
- 目を酷使しない
- なるべく睡眠不足にならないように気をつける
- 高カロリー高タンパクの食事を控える
- 歯の噛み合わせを調整する
肩こり解消法
- ストレッチ
- マッサージ
- 温めたタオルなどで肩を温める
- 40℃くらいのお湯での半身浴
肩こりの解消法は、コリをほぐすことと、血行を改善することに尽きると思います。
私がよくやっているのは、ストレッチと半身浴ですが、ストレッチは仕事中でも出来ますのでオススメです。
やり方は簡単で、肩関節の可動域を広げるようなイメージでストレッチをします。この際呼吸も意識するとより効果的です。深く鼻で息を吸ってゆっくりと口から吐くというイメージで行うと数回程度ストレッチするだけで体全体がポカポカしてきます。
あと、半身浴もオススメですが、普段忙しいとあまり時間が取れませんので、タブレットやスマホなどの端末をジップロックに入れて、映画や音楽などを聞きながら半身浴すると時間の有効活用にもなりますので、半身浴をする時間も確保することが出来ると思います。
また、たまにはお近くのスーパー銭湯などに行って、普段の疲れを癒やしてあげるのもオススメです。
肩こり解消法はストレスの解消法にもなる
ただでさえ、花粉症の鬱陶しい症状でストレスを感じていると思いますが、ストレッチやマッサージ、半身浴などはストレスの解消にもなります。
今回ご紹介した、肩こり解消法は、皆さんも知っていることかもしれませんが、手軽に出来る肩こり解消法ですので、色々と自分の生活習慣に合わせてアレンジして取り入れてみてください。
>>【2016年版】これで完璧!1月からのスギ花粉症対策10選
>>【1月花粉症速報】2016年スギ花粉の飛散開始とピーク時期予報!
>>【12月・1月の花粉症情報】冬の花粉症の種類と症状と対策!
>>【1月の花粉症】風邪・インフルエンザとの症状の違いと見分け方!
>>【1月に咳が出る!】ハンノキ花粉症の症状の特徴と対策まとめ
>>【北海道の花粉症】ハンノキ花粉症の特徴・ピーク時期・地域まとめ!