花粉症は何も大人だけがかかる病気ではありません。
むしろ最近は年々子供の花粉症が増えてきている傾向があります。
花粉症の発症率も5~9歳で約14%、10~19歳では約31%となっており大人の発症率とあまり変わりません。
目のかゆみと鼻づまりは花粉症のサイン!
子供の花粉症の場合でもやはりな目のかゆみど目の症状を訴えるケースが多いです。
あと子供の花粉症の場合は、くしゃみはあまり出ずに鼻づまりや鼻水が出る症状が主な症状です。
花粉自体は年中飛散しているので、どの花粉に対して花粉症を発症するのかは一概には言えませんが、一番多いスギ花粉症の時期の2~4月頃にあなたの子供さんが目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどの症状が出ていたなら、花粉症発症のサインだと気付いてあげて、早めに病院で医師による診断を受けるようにして下さい。
大人が気づいてあげてください!
子供の場合は自分の体の状態などを未だ的確に伝えることが出来ませんので、周りの大人が変化に気づいてあげる必要があります。
2~3月の時期は風邪やインフルエンザが流行する時期でもありますので、あなたの子供に鼻水・鼻づまりなどの症状が出ても、花粉症なのか風邪やインフルエンザなのかを判断するのは難しいと思いますので、そういう意味でも医師による早めの診断が必要になります。
>>【注意】風邪と間違えやすい花粉症による微熱・寒気などの症状
アレルギーの症状は成長に伴って変化する!
花粉症もアレルギーの一種になりますが、その他にもさまざまなアレルギーがあり、違うアレルギーの症状が出ている可能性もあります。
その他のアレルギーとしては
- 食物アレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
などが挙げられますが、実はこれらの症状も子供の成長とともに変化していきます。
湿疹の症状が出ていた赤ちゃんが、風邪をひいたて気管支喘息になり、幼児期に結膜炎にかかるなど、成長ともに症状が変化していくことがあります。
いずれにしても、周りの大人達が子供のサインをしっかりと見つけてあげて、早めに医師による診断を受けることを心がけてください。
>>【1歳未満でも花粉症になる!】乳児の症状の特徴とその対処法