5月に入って、くしゃみが止まらない・鼻水が止まらないなどの症状がある方は、イネ科の花粉症の可能性がありますので、一度病院できっちりとアレルギー検査を受けられたほうが良いでしょう。
その際には、食物アレルギーの検査も一緒することをおすすめします。
花粉症の方は、食物アレルギーを併発する可能性も高く、知らずにアレルギーを起こす食べ物を口にして、食物アレルギーの症状を引き起こすことにもなりかねません。
アレルギーに対しての治療や対策の第一歩は、まず何に対するアレルギーを持っているのかを知ることから始まります。
そこで今回は、アレルギー検査に関する費用や検査項目などをご紹介しますので、参考にして下さい。
アレルギー検査の種類
- 食物アレルギー(16項目)
- 小児アレルギー(16項目)
- 鼻炎・喘息(16項目)
- 成人アトピー(16項目)
アレルギー検査の種類としては、この4種類となります。アレルギー検査と一言で言っても、アレルギーの原因物質も数多くありますので、どれから検査したら良いのか迷うところです。
しかし、症状の内容や年齢からある程度は、疑わしいアレルギー疾患を推測することができますので、ある程度原因物質を限定してアレルギー検査をすることで、時間と費用の負担を軽減することが出来ます。
アレルギー検査の費用
アレルギー検査の費用ですが、病院で検査をしてもらい保険の適応もあり、大体の費用の目安は、検査項目1つにつき250円(保険適応後)くらいです。
つまり、検査項目が増えればそれだけ検査費用も増える計算になります。
例えば、花粉症の方がスギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギの5項目を検査した場合は
250円 x 5項目 = 1250円
という計算になりますので、なるべく費用負担を軽くしたい場合は、予め検査項目を減らす必要がありますが、項目を減らしすぎて原因物質の特定が出来ずに、何回もアレルギー検査をしていたら余計に時間も費用もかかってしまいますので、医師の指示に従って検査してもらうようにしましょう。(検査費用の他に受診料なども掛かります)
子供のためのアレルギー検査
検査の方法は、採血検査ですので腕から注射して採血します。
赤ちゃんや小さい子供の場合は、なかなか採血も難しいとこですが、子供用に指先から採血して検査をしてくれる病院もありますので、病院に行った際は一度医師に相談してみてください。
アレルギー検査で原因物質を特定して食物アレルギーを予防しましょう
花粉症の方は、食物アレルギーになる割合が高いので、必ず食物アレルギーの検査を受けて下さい。
アレルギー症状の予防策は、原因となる食べ物を口にしないことが一番効果的ですから、そのためにもまず、アレルギー検査をして原因物質の特定をすることが必要になってきます。
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