日本では、2月から4月にかけてスギやヒノキの花粉症がピークの時期を迎えますが、元々スギやヒノキの木が存在しない沖縄では花粉症は無いとされています。
しかし、実は沖縄でも花粉症になる可能性はあります。
スギやヒノキなどの木は沖縄にはありませんが、イネ科の植物は生息していますので、イネ科の花粉症には注意する必要があります。
イネ科の中でも、ススキは沖縄ではよく生息していて、イネ科の花粉症の原因でもありますので、今回は「ススキ」の花粉症についてその特徴や対策などをご紹介します。
沖縄のススキは成長が活発!
冬のない沖縄では、ススキの成長も活発です。
高さも5mくらいにまで成長して、花粉の飛散距離も広くなりますのでススキが生息している場所周辺では要注意です。
また、サトウキビとススキは見た目が似ていますので、間違えて近づかないようにして下さい。
日本本土では8月から9月が花粉飛散のピーク!
日本本土では、全国的にどの地域にも分布しており、日当たりの良い山野に生息しています。
8月から9月にかけて、白い毛の生えた種子を風で飛ばしますので、この時期は飛んでいる白い種子には注意して下さい。
夏の時期の山登りやキャンプ、渓流釣りなどを計画の際には、ススキ花粉症対策を考えておいたほうがよいです。
ススキ花粉症対策!
- 沖縄にも花粉症の原因となる植物が存在しますので、沖縄に旅行などを計画の際はススキ花粉症対策も考慮して下さい。
- 8月から9月にかけての時期は、山登りやキャンプ、渓流釣りに出掛ける際はマスクを準備して、ススキを見かけた際にはマスクを着用するようにしましょう。
ススキの花粉症は他のイネ科の花粉症を併発することが多い!
ススキの花粉症を発症しますと、別のイネ科の花粉症も併発しやすくなりますので、特に注意が必要です。
イネ科の花粉症対策の基本ですが、まずは原因となる植物に近づかないようにして下さい。
もしも、イネ科の植物に近づく際は、事前にマスクを準備してすぐに着用するようにしましょう。
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