花粉症治療に有効な方法の一つとして、レーザー治療もその選択肢に入ってくるかと思いますが、果たして副作用などの弊害は大丈夫なのでしょうか。

レーザー治療の副作用などについて今回は検証してみたいと思います。

手術中の痛みは無いが術後は痛みが出る!

手術前に麻酔をかけますの、手術中に痛みを感じることはありませんが、術後に麻酔が切れて痛みが出てきます。痛み止めの薬を数日間は服用して対応することになります。

 

手術後1~2週間くらいの間は症状がひどくなる!

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手術後の1~2週間くらいの間は、一時期のことですが症状が重症化します。

焼いた鼻の粘膜が再生されるまでは、未再生の粘膜が花粉にさらされます。また鼻粘膜が一時腫れますので、特に鼻水・鼻詰まりなどの症状がひどくなりますが、だいたい1~2週間で改善されますので、その間は数回程度通院の必要が出てきます。

 

手術後鼻の中にカサブタ状の異物がたまる!

手術後焼いた鼻粘膜の再生が繰り返されますので、その間は鼻の中にカサブタ状の異物が毎日貯まります。

毎日貯まりますので鬱陶しいかと思いますが、鼻の粘膜が再生されている証拠ですので、1~2週間は我慢が必要になってきます。

 

レーザー治療の効果が無くなればまた再手術?

レーザー治療の効果は一般的に1~2年と言われています。

効果の持続性についてはやはり個人差があり、1年で花粉症の症状がまた復活してしまう人もいれば、7年間花粉症の症状の出ない人もいます。

レーザー治療の効果が無くなり、また再び花粉症の症状が出てきてしまいますと、再度レーザー治療を受ける別の治療法に切り替えるかの選択を迫られることになります。

 

繰り返しレーザー治療を受けることによる弊害は?

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繰り返しレーザー治療を受けることで、花粉症の症状を抑えることが出来るかもしれません。

しかし、正常な鼻粘膜をレーザー照射で焼くことによって、鼻粘膜を無理やり花粉に反応させないことで効果を持続させていますから、言い換えれば鼻の粘膜を異常な状態に保つために、レーザー治療していることになります。

その異常な状態を保ちながら生活していくことに疑問も感じるのですが、花粉症のつらい症状を軽減するためには仕方の無いことかもしれませんが、今一度その他の花粉症の治療法も検討されて見る価値はあると思います。

 

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