今年も2月に入り、もうすぐスギ花粉症の時期がやってきますが、くしゃみ・鼻水・鼻詰りの症状以外にも、目の痒みなど目に関する症状でお悩みの方も多くいると思います。

私もスギとヒノキの花粉症なので、花粉症シーズン前の時期から、色々と予防対策をしています。

そこで今回は、花粉症シーズン中の症状を少しでも軽減するために、予防効果を高めるための正しい目薬選びのポイントと、6つの予防対策についてご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

 

目薬の効き目には予防と即効性の2種類がある

d6048e8f9fd45e8df487b45f37649b28_s

そもそも目薬の効き目にも、予防効果の高い薬と即効性の強い薬の2種類あります。

基本的には、予防効果の高い薬は効き目自体は弱い傾向があります。。

一方、即効性の強い薬は効き目は強くても予防効果はほとんどありません。

効果的な予防対策を行うためには、各目薬の持つ成分や特性正しく認識しておく必要があります。

 

予防効果の高い目薬の選び方

8d377bbd9900a901138cc0ccf752fc48_s

予防効果の高い目薬には、インタール点眼薬というクロモグリク酸ナトリウムの成分を含んだ目薬を選ぶことがポイントです。

市販の目薬には、成分表示がしてありますので、必ず確認してから購入するようにしましょう。ドラッグストアの薬剤師の方に、尋ねるのもいいのですが、薬剤師の方が勧めた目薬に、クロモグリク酸ナトリウムの成分が含まれているか、確認するくらいはするようにしましょう。

 

花粉症の正しい予防対策

  1. 花粉症シーズンの2週間前からの点眼
  2. コンタクトレンズは外してから点眼する
  3. コンタクトレンズは点眼後5分くらいしてから装着する
  4. 1回につき1滴の点眼でOK
  5. 1日数回に分けての点眼
  6. 血管収縮剤を含む目薬の常用は避ける

花粉症シーズン中の、目の痒みなどの症状を軽減するためには、予防効果の成分を含んだ目薬を、花粉症シーズンの約2週間前から点眼し始めるのがベストです。

後、ご紹介した2〜4の予防対策は、点眼する時の正しい点眼の仕方について挙げてますが、間違った点眼の仕方では、花粉症の予防対策には不十分なので、あえて挙げておきました。

最後に、血管収縮剤が多く配合された目薬の常用は避けることが重要な注意点になります。血管収縮剤入の目薬は、塩酸ナファゾリン・塩酸テトラヒドロゾリン・塩酸フェニレフリンなどの成分を含んだ目薬です。

血管収縮剤は、主に目の充血を緩和させるために含まれている成分ですが、この血管収縮剤入の目薬をいつも常用していると目薬自体が効かなくなってきます。

そうなると肝心の充血の緩和の効果も薄れてきますので、常用することは避けて、特に酷い時のみ点眼するように、普段から2種類の目薬を使い分けるように工夫しましょう。

 

目の痒みが出てからではなく予防対策から始めましょう

91578872b21b274026c25c4b0a9fd664_s

今回ご紹介したように、間違った方法で予防対策をしても、その予防効果は発揮出来ませんので、ぜひ正しい予防対策の参考にして下さい。

今回ご紹介した内容で、花粉症による目の痒みの予防対策は出来ますので、毎年花粉症で目の痒みにお悩みの方は、2周間前からの予防対策を始めてみましょう。

 

>>【2016年版】目のかゆみに効く花粉症目薬!市販目薬ベスト5

>>【花粉症に効く目薬を探す方法!】処方薬がいい5つの理由!

>>【2016年版】花粉症の予防効果の高い市販目薬ランキング5

>>【2016年版】これで完璧!1月からのスギ花粉症対策10選

>>【1月花粉症速報】2016年スギ花粉の飛散開始とピーク時期予報!

>>【1月に咳が出る!】ハンノキ花粉症の症状の特徴と対策まとめ

>>花粉症患者の約90%が悩む目の症状 その原因と解消法!