夏の花粉症の代表といえばイネ科の花粉症ですが、イネ科花粉症は雑草アレルギーの一種になります。

ギョウギシバという芝の一種であまり聞き慣れない植物もまた、イネ科の花粉症の原因になり、注意が必要です。

そのイネ科の花粉症の一種であるギョウギシバの花粉症について、今回はご紹介したいと思います。

 

ギョウギシバの時期・生息地域・生息場所

7a2f61e53f9f7f26519a6252abd9d375_s

  • 生息地域・・・日本全域
  • 生息場所・・・学校の校庭やグラウンド、草の少ない空き地、海岸など
  • 花粉の飛散時期・・・6月から8月
  • 形状・・・高さ10cm~30cmくらい

ギョウギシバは、芝の一種で学校の校庭やグランドなどでよく生息しています。

日本全域に生息していますので、6月から8月にかけての夏の時期は注意が必要です。

芝ですので高さは低いですから、花粉の飛散距離も短いのが特徴です。

 

ギョウギシバ花粉症の主な症状

8ef8c4aed9256185b328186363b05805_s

  • くしゃみ・鼻水・鼻詰り
  • 目のかゆみ

ギョウギシバ花粉症の主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻詰り・目のかゆみなど一般的な花粉症の症状がでます。

 

ギョウギシバ花粉症の主な対策

  • 6月から8月は芝に近づかない
  • 近づく際にはマスクを着用する

ギョウギシバ花粉症の主な対策としては、夏の時期特に6月から8月は芝の上でスポーツやレジャーなどを避けるようにしたほうがいいです。熱中症の心配もありますので、春先や秋のもう少し気候がよくなってからスポーツなどを楽しむようにしましょう。

 

家の庭にもギョウギシバが生息する場合もあります

882e6ed354e25aed8d994b1791ef1f61_s

このギョウギシバは、ご自宅の庭にも生息する場合がありますので、花粉の飛散し始める前の5月ころに、一度駆除しておく必要があります。

しかし、頑丈に根を張っているために引っ張って抜こうとしても、茎の一部が残ってしまい完全に駆除するのが難しいのが厄介です。

完全に駆除出来なくても、とりあえず表面上はギョウギシバが無くなっているので、しばらくは大丈夫だと思いますので、定期的に駆除するようにして対策するか、または完全に駆除したい場合は専門の業者などに依頼して駆除してもらうのがベストです。

 

他のイネ科花粉症との併発に注意

8d377bbd9900a901138cc0ccf752fc48_s

イネ科の花粉症は、どれか一種類イネ科の花粉症にかかると、他のイネ科の花粉症にもかかりやすくなるという特徴がありますので、併発しないようにするためにも、普段からマスクを持ち歩くようにして下さい。

ご自宅の庭にも、ギョウギシバが生息している場合もありますので、身近な環境にも気をつけるようにしましょう。

 

>>【カモガヤ以外も危険!】種類別イネ科花粉症の特徴と飛散時期

>>【特集】イネ科花粉症の症状に効く市販薬まとめ

>>【特集】誰にでも簡単に出来る!7つの夏のイネ科花粉症予防策

>>【5月のイネ科花粉症】アレルギー検査の費用と4種類の検査項目