春の時期になると花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
花粉症には、くしゃみや鼻水などの症状が見られますが、もっともつらいと感じるのは不眠です。
とある調査では、500人の花粉症の方のうち27%の方が、もっともつらい症状が就寝時の不眠であると答えました。
夜眠れないと、昼間の仕事や勉強にも影響するので、切実な問題となり得ます。
多くの人が行っている不眠対策にはどんなものがあるでしょうか。

 

花粉と不眠の関係

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花粉症の方が不眠になってしまう主な原因は鼻づまりです。花粉症とはアレルギー症状の一つで、鼻の粘膜に炎症を引き起こします。
アレルギー反応によって分泌腺や粘膜が腫れてしまい、空気の通り道がふさがれてしまうのです。その結果、寝ていても息ができなくなり、苦しくて目が覚めるということになります。
さらに、鼻づまりによって口呼吸になり、いびきをかくようになると、さらに不眠がひどくなります。

不眠は花粉症悪化の原因に。眠れない状態が長引くと、免疫力が下がってしまい病気になりやすくなります。
それだけでなく、眠れないことによって花粉症が悪化したと感じる人も少なくありません。夜眠れないのでアレルギー症状がひどくなり、その結果また夜眠れないという悪循環が生じてしまうのです。
こうした悪循環に心当たりのある方は、早急に対策を講じる必要があります。

 

不眠対策は

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不眠対策としてもっとも用いられているのが、内服薬点鼻薬などの薬です。
効果的なものも多いですが、副作用が出る可能性もあります。薬ではない不眠対策として人気があるのが、マスク・空気清浄器・洗眼液といったものです。
とくに眠るときにマスクをすると眠りやすくなり、保湿も行えると人気があります。
やはり手軽な不眠対策グッズが人気を集めていますが、どうしても眠れないという方は少し高価な空気清浄機を購入してみることもできるかもしれません。
他にも、鼻孔拡張テープサプリメントなどを不眠対策として利用している方もいます。

 

どうしても眠れないときは

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花粉症はつらい症状であると同時に、ボーっとなるなど集中力を欠いてしまうこともある危険な状態です。
それに不眠が重なるとさらに危険は増します。
もし、自分でできる対策を講じても症状が収まらず不眠が続く場合には、医療機関で診察を受けることが必要かもしれません。
適切な薬を処方してもらい、花粉症の症状や眠れない状態を改善するためのアドバイスを受けましょう。

 

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