今年も春の花粉の季節がやって来ました。

2018年1月16日に、日本気象協会が【2018年春の各地スギ・ヒノキ花粉の飛散予測】について発表しました。

2018年の今年は、全国的に飛散開始時期はほぼ例年並みとの予測です。

それではここからは、2018年今年の花粉の飛散ピーク時期と飛散量予想について、地域別に分かりやすくご紹介しておきたいと思います。

あと、主な花粉症対策につきましても合わせてご紹介しておきますので、ぜひ花粉症対策の参考にして下さい。

今年の花粉傾向は例年と比べて同じかやや多め

日本気象協会によれば今年の花粉傾向は、例年と比べて同程度かやや多い予測となっています。スギ花粉は2月下旬を境に九州から東へヒノキ花粉は3月下旬からの予測です。薬で対応している方は1月下旬あたりには処方箋を提供してもらうと良いでしょう

今年の花粉傾向は多いか少ないかの二極化となりそうです。昨夏は前例に無いほどの雨、暑さを経験された方も多い事でしょう。花粉は日照時間が長くと温度が高いほど多く作られます。また前年の飛散量が少ないと、平均以上の日照時間と気温ならば翌年の飛散量は多くなる傾向にあります。昨年の花粉飛散量は日本列島全体を見渡すと平年並みかやや少なめの地域が多かったので、今年はやや多めの飛散量が予測されています。

2018年のスギ花粉ピーク時期と飛散量予想(地域別例年比)

<九州地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月上旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・2月下旬から3月上旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年並みの見込みです。

<四国地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月上旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月上旬から3月中旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年よりやや少ない見込みです。

<中国地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月上旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月上旬から3月中旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年よりやや少ない見込みです。

<近畿地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月上旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月上旬から3月中旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年並みの見込みです。

<中部地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月上旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月上旬から3月中旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年よりやや多い見込みです。

<北陸地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月中旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月中旬から3月下旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年よりやや少ない見込みです。

<関東地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月中旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月上旬から3月中旬頃(東京では3月上旬から4月上旬と長い期間飛散する発表がありました)

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年並みの見込みです。

<東北地方>

  • 花粉の飛散開始時期・・・2月下旬頃
  • 花粉の飛散ピーク時時期・・・3月中旬から3月下旬頃

スギ花粉の飛散開始時期は例年並みで、飛散量は例年よりやや多い見込みです。

スギ花粉のピークが終わる頃にヒノキ花粉のピークが始まります。ヒノキ花粉のピークは例年並みで、全国的に4月上旬から4月中旬頃の見込みです。

東北地方太平洋側は特に注意が必要な地域

2018年の飛散傾向として、特に東北から近畿、四国地方までの広い範囲で飛散量が前シーズンの飛散量を上回る予想です。

中でも太平洋沿岸地域は注意が必要な地域で、前年比1.5〜2倍の花粉量となる予測です。

これは昨年の飛散量が過去10年の平均を下回っている為です。栃木や茨城、新潟など北陸3県も同じ理由で要注意です。

その他、九州・四国・近畿地方の太平洋沿岸地域は気温が高く日照時間も長かった事から花粉が多く飛散する予測となっています。

これらに加え、宮崎や栃木のようなスギやヒノキの多い地域は絶対量が多いので例年通りの注意が必要です。

青森では雄花の着花量が多いこともあり、例年比よりも「非常に多い」予想とされています。

花粉症の方は今から花粉症対策をしっかりと考えておく必要がありますので、マスクやお薬の準備を早めにしておくようにしましょう。

既に症状が出始めている方は処方薬で症状軽減

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既に花粉症の症状が出始めている方は、今年は対症療法しか対策はありませんので、まずは病院で薬を処方してもらい服用して、花粉症の症状の軽減に努めましょう。

基本的な花粉症対策

  1. 早めの時期の処方薬の服用
  2. 花粉症シーズン中の処方薬の服用
  3. 外出時のマスクの着用
  4. 外出時の服装選び
  5. 外出の回数を極力減らす工夫をする
  6. 帰宅時の花粉対策
  7. 帰宅後すぐのシャワー・入浴
  8. 空気清浄機・布団クリーナーの活用
  9. 窓は絶対に開けない
  10. 睡眠時間を減らさない

私の花粉症対策の基本は、花粉症の症状が出始める時期の2週間前から、病院で処方してもらう薬を服用することです。

この対策のおかげで、花粉症シーズン中は軽めの処方薬の服用で済んでいます。

特に症状が酷い時にのみ、強めの頓服薬を服用するくらいで、それでも1シーズンで2〜3回程度服用するくらいです。

外出時のマスクの着用はもちろんのこと、服装選びにも気をつけています。

付着した花粉を払い落とし易い、表面のツルツルした素材の服を着るようにして、帰宅時には家の中に入る前に、玄関先で必ず付着した花粉を払い落としてから、家に入るようにしています。

また、帰宅後はすぐにシャワーを浴びるようにして、顔や髪の毛などに付着した花粉も洗い流して、家の中に極力花粉を持ち込まない工夫もしています。

あと花粉症のシーズン中は、外出の回数自体も極力減らす工夫もしています。

当然、仕事には普通に行きますが、それ以外のプライベートな用事などは、なるべくまとめて済ますようにしています。

買い物なども、Amazonなどのネットショッピングで自宅に配達してもらい、外出の回数を減らしています。(この時期は仕事以外は、引きこもり生活です)

家の中での生活でも、2月から5月上旬くらいまでは、部屋の窓も絶対に開けないように徹底してます。

その際には、空気清浄機を使って室内の換気と花粉の除去をしています。

また、最近ふとんクリーナーを購入したので、ダニや花粉の除去に使用したいと思います。

最後に睡眠時間ですが、睡眠不足だと体力が落ちて免疫力も低下するので、花粉症の症状が重症化したり、普段服用している薬の効き目が悪かったりしますので、花粉症シーズンの期間は特に普段よりも多く睡眠時間を確保するように気をつけています。

 

まとめ

今年の花粉飛散量は例年と比べれば同程度でも昨年比では2倍を超える地域も出てきます。先述の東北地方を始め、名古屋や奈良は昨年の花粉量が例年の半分以下との報告もあるため油断は禁物です。薬の投与は一時しのぎです。出来れば時間をかけて免疫力を高めて花粉症を解消したいところ。オススメは腸を強くする事です。免疫力の源は腸に集まっており、腸を活性化させる事で花粉症の改善に繋がります。サツマイモなどに多く含まれる食物繊維やヨーグルトに含まれるビフィズス菌は腸内環境を正常化するのに有効な手段となるので是非活用しましょう。

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